フォード、新型「マスタング」 新開発のエンジンとトランスミッションを搭載 |
フォード・ジャパン・リミテッドは10月25日、新型フォード「マスタング」を発売した。価格は、V8 GTコンバーチブルプレミアムが570万円、V8 GTクーペプレミアムが500万円、V6 クーペプレミアムが430万円。ステアリング位置は左のみ。
主な変更点は、パワートレインを一新して出力向上と燃費を改善させた。V8 GTモデルに新設計の最高出力418PSを発生するV型8気筒DOHC5リッターエンジンを、V6モデルに新設計の最高出力309PSを発生するV型6気筒3.7リッターDOHCエンジンを搭載、それぞれにTi-VCT(吸排気独立可変バルブタイミング機構)を採用した。
また、トランスミッションを従来モデルの5速ATから新設計の6速ATに、パワーステアリングを油圧式からEPAS(電動パワーアシスト式)に変更。前モデルはGTのみに採用されたコールドエアインダクションとデュアルエグゾーストパイプを全モデルに採用。
V型8気筒DOHC5リッターエンジン | V型6気筒3.7リッターDOHCエンジン |
コールドエアインダクション | 大径化されたブレーキディスクローター |
パフォーマンスアップに伴うボディー剛性とシャシー性能の強化として、ブレーキディスクローターとスタビライザーが大径化され、ダンパー、スタビライザーブッシュのチューニングを変更、前モデルではGTコンバーチブルのみに装備されたストラットタワーバーをGTの全モデルに採用している。
エクステリアもよりスポーティに演出し、GTモデルは前モデルの18インチから19インチのタイヤ&アルミホイールに変更。V6モデルも前モデルの17インチから18インチのタイヤ&アルミホイールに変更、リアスポイラーを標準装備した。
(椿山和雄)
2010年 10月 25日