伊フェラーリ、「フェラーリ・ワールド・アブダビ」オープニング・セレモニーを開催

オープニング・セレモニー出席者。左からフェルナンド・アロンソ選手、フランコ・フラティー二伊外相、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長、フェリペ・マッサ選手

2010年11月30日発表(現地時間)



 伊フェラーリは11月30日(現地時間)、マラネッロの歴史とアイデンティティーを捧げたと言うテーマパーク「フェラーリ・ワールド・アブダビ」のオープニング・セレモニーを開催した。

フェラーリ・ワールド・アブダビ

 フェラーリ・ワールド・アブダビは、F1アブダビグランプリの開催地として知られる、アラブ首長国連邦アブダビのヤス・マリーナ・サーキットに隣接した敷地にある。

 オープニング・セレモニーには、アラブ首長国連邦大統領 ハリーファ・ビン=ザーイド・アール=ナヒヤーン殿下、イタリア外相のフランコ・フラティー二氏などの招待客や、フェラーリを代表して、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長、ピエロ・フェラーリ副会長、アメデオ・フェリーザ最高経営責任者(CEO)が出席。F1のスクーデリア・フェラーリ・マールボロ・チームからは、ステファノ・ドメニカーリ代表が、フェルナンド・アロンソ選手とフェリペ・マッサ選手とともに出席した。

 モンテゼーモロ会長は、「フェラーリ・ワールド・アブダビはイタリアが世界に示すシンボルであり、今後も我が国のイメージを高水準で保つ義務があります。私たちは、企業家としてのみならず、軍人、研究者、世界の文化人を含む多くの人々と同様に、自らの役割に挑戦し、それを果たします。今日は、重要な日です。それは、自動車と関わりを持つ世界最大のテーマパークにイタリアの国名が加わり、そしてフェラーリがそれをやり遂げたからです。このテーマパークが、アブダビとイタリアという2つの文化の絆を深める一助になることを願っています」と述べている。

 フェラーリ・ワールド・アブダビは、合計20万m2のうち8万6,000m2が未公開となっているものの、11月4日のプレオープン以来、1万人超の人々が訪れたと言う。


数々のアトラクションが用意されている

(編集部:谷川 潔)
2010年 12月 3日