トヨタ、約27億円の制裁金を追加支払い

2010年12月21日発表



 トヨタ自動車は12月21日、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に3242万5000ドル(約27億円)の制裁金を支払い、和解したと発表した。

 この和解は、「2005年のステアリングリレーロッド不具合に関するリコール」と「2007年 から2010年年初の正しく装着されていないフロアマットのアクセルペダルへの引っかかり対応としてのリコール」が遅れたことに関するもの。

 同社は4月に、アクセルペダルが戻りにくくなる不具合について、1637万5000ドル(約13億7000万円)の制裁金を支払っている。

 なお同社は、「これは米国内の安全に関する 法規への義務違反を認めるものではない」としている。

(編集部:田中真一郎)
2010年 12月 21日