スズキ、コンパクトハイトワゴン新型「ソリオ」 1.2リッターエンジンを搭載し両側スライドドア採用 |
ソリオ X |
スズキは、コンパクトハイトワゴン新型「ソリオ」を2011年1月7日に発売する。価格は138万2850円~174万7200円。
新型「ソリオ」は、3710×1620×1765(全長×全幅×全高)のボディーに両側スライドドアを採用。搭載されるエンジンは、吸排気バルブにVVT最を備える最高出力67kW(91PS)/6000rpm、最大トルク118Nm(12.0kgm)/4800rpmの直列4気筒 1.2リッターエンジン。トランスミッションは副変速機構付きCVTで、駆動方式には2WD(FF)4WDが用意される。
ソリオ S | ソリオ X | ソリオ G |
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
G | 直列4気筒 DOHC 1.2リッター | CVT | 2WD(FF) | 138万2850円 |
X | 150万9900円 | |||
4WD | 163万2750円 | |||
S | 2WD(FF) | 162万4350円 | ||
4WD | 174万7200円 |
10・15モード燃費は、Gが22.5km/Lとなり、これはコンパクトハイトワゴン(総排気量1.5リッター以下、全高1,550mm以上の2列座席5ドアワゴン)としてトップの値だと言う。
全車エコカー減税(環境対応車普及促進税制)に対応し、自動車取得税・自動車重量税が75%、自動車税が50%減税される。
エクステリアは、後席両側スライドドアの開口幅を580mmとし、開口高を1230mmと広く取り、リアステップの高さを365mmと低く抑えることで乗降性に配慮。スライドドアの振り出し量も150mmに抑えている。Sでは両側に、X・Gでは、助手席側に挟み込み防止機構付のパワースライドドアを標準装備している。
ボディーカラーは、新色の青色「グレースブルーパールメタリック」、銅色「メロウブロンズパールメタリック」、茶色「アーバンブラウンパールメタリック」をはじめ全6色を設定。SとXでは、スポーティさを演出するアンダースポイラーを採用している。
インテリアは、前席と後席間の移動が可能なセンターウォークスルーを採用。インパネデザインも、センターウォークスルーの動線をイメージしたT字のテーマと、楕円フォルムを組み合わせたものだと言う。
シートアレンジにも配慮し、助手席前倒し機構やワンタッチダブルフォールディングリヤシート(S、X)を採用。シートスライド量165mmの左右独立リアシートスライド(S、X)や、リアシートリクライニング機構を持つ。
インストルメントパネル | インテリア | 後席両側スライドドア |
カーゴスペースの利用イメージ | 吸排気バルブにVVTを備える1.2リッターエンジン | 副変速機構付きのCVT |
(編集部:谷川 潔)
2010年 12月 24日