NEXCO東日本、仙台東部道・三陸道の通行止めを3月30日解除
95%復旧、残る通行止め区間は1個所に

2011年3月30日14時解除



 NEXCO東日本(東日本高速道路)は、仙台東部道路 仙台若林JCT(ジャンクション)~三陸自動車道 利府JCT間(上り)の通行止めを、3月30日14時に解除する。

 同社管内の高速道路は、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)により、延べ870km区間が被災し、応急復旧工事を実施していた。3月24日には813km区間の応急復旧を完了、仙台東部道 仙台若林JCT~三陸道 利府JCT間が開通することで、20路線 826.8km区間(95%)が復旧する。

 残る通行止め区間は、常磐自動車道 いわき中央IC~常磐富岡ICの43kmのみとなるが、この区間は福島原発事故の退避地域に含まれることから、復旧作業のできない状態にある。

(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 29日