北九州市、「水素燃料電池スクーター」の実証走行開始
スズキ「バーグマン フューエルセル スクーター」を使用

北九州水素ステーションとバーグマン フューエルセル スクーター

2011年5月26日発表



記念式典は5月17日に実施

 福岡県北九州市は5月26日、八幡東区東田エリアにおいて「水素燃料電池スクーター」の実証走行を行うことを発表した。

 北九州市は、2009年に製鐵所の副生水素を供給する「北九州水素ステーション」を整備しており、このステーションを利用して実証走行が行われる。

 実証走行に使用する水素燃料電池スクーターは、スズキの量産スクーター「バーグマン」をベースに、英インテリジェント・エナジーが開発した燃料電池システムを搭載した「バーグマン フューエルセル スクーター」。小型空冷式の燃料電池システムを搭載しており、燃料電池搭載車両としては世界で初めて「欧州統一型式認証」を取得している。

(編集部:谷川 潔)
2011年 5月 26日