トヨタ、カーナビに高速道路での逆走注意喚起機能 販売店装着オプションのカーナビに搭載 |
トヨタ自動車は5月26日、高速道路の料金所や本線、SA(サービスエリア)の進入路などでクルマが逆走した場合、ドライバーに音声と画面で注意喚起するナビゲーション機能を、6月1日以降順次発売する販売店装着オプションの用品ナビゲーションに搭載することを発表した。搭載製品は、現時点でプレミアムナビ(NHZA-W61G)、エクシードナビ(NHZN-W61G)の2製品。
この機能は、トヨタ、アイシン・エィ・ダブリュ、デンソーの3社で共同開発したもの。全国すべての都市間高速、都市高速および一部有料道路を対象に、料金所・IC(インターチェンジ)・JCT(ジャンクション)の分岐・合流地点、SA・PA(パーキングエリア)の入口・出口で逆走した場合、ナビゲーションの音声と画面で注意喚起する。
逆走注意喚起画面 | 逆走を検知する個所 |
逆走検知は、通信により地図の更新頻度が高まったことや、GPSセンサー、ジャイロセンサー、車速センサーなどからの情報を基にした高精度な位置確認技術により、正確なクルマの走行状態を把握できるようになったことで実現したとしている。
(編集部:谷川 潔)
2011年 5月 26日