プジョー、ディーゼル+モーター搭載の「508 RXH」をフランクフルトで初公開 6人乗りコンセプトカー「HX1」もワールドプレミア |
プジョーは9月8日(現地時間)、第64回フランクフルトモーターショー(プレスデー:9月13日~14日、一般公開:9月15日~25日)において、ディーゼルハイブリッド「508 RXH」と6人乗りコンセプトカー「HX1」をワールドプレミアすると発表した。
■508 RXH
昨年のパリモーターショーでデビューを果たし、日本でも7月に導入された「508」シリーズを名乗るが、個性的なフロント・エンド、広がったウィング、特徴的なデイタイム・ランニング・ライト、専用ボディーカラーなどで従来モデルとの差別化が図られた。また、18インチホイールを採用するとともに全高が高められており、オフロード走行にも対応する設計になっている。
今回公開されたのは5ドアステーションワゴンモデルのみで、セダンが用意されるかは明らかになっていない。
パワートレーンは、3008 HYbrid4にも搭載される2リッターディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせ、システム全体で200bhpを発生。100km走行するのに必要な燃料は4.0Lで、CO2排出量は109g/kmとしている。オートマチック、ゼロ・エミッション・ビークル、スポーツ、4WDからなる「ハイブリッド4モード」を備える。
■HX1
堅牢かつスポーティなデザインとした「HX1」は、低く抑えられた車高などによりCd値0.28を実現した、6名乗車が可能なコンセプトカー。
パワートレーンは前輪を2.2リッターHDiエンジン、後輪をモーターで駆動し、システム全体で299bhpを発生。100km走行時に必要な燃料は3.2Lで、CO2排出量は83g/kmに抑えられている。
■展示車は多数
プジョーブースでは508シリーズ、RCZ アスファルトのほか、プジョー・スポールが現在開発中の「908 HYbrid4」、2011年後半に投入予定の世界初のディーゼルハイブリッド「3008 HYbrid4」、市街地向け電気自動車(EV)「iOn」、電動スクーター「e-Vivacity」など、多数のモデルを展示する。
(編集部:小林 隆)
2011年 9月 8日