英ランドローバー、新型ディフェンダーのコンセプト「DC100」の詳細
オープンモデル「DC100スポーツ」も

DC100(左)とDC100スポーツ

2011年9月14日(現地時間)



 英ランドローバーは、新型「ディフェンダー」を示唆するコンセプトカー「DC100」「DC100スポーツ」をフランクフルトモーターショーで発表した。なお、新型ディフェンダーは2015年に導入される予定。

 DC100はすでに予告されていたが、これがクローズドトップの3ドアモデルであったのに対し、DC100スポーツはルーフがないオープンモデルで、フロントウインドーを前方に倒すことができる。同社ではDC100は実用能力と多用途性を、DC100スポーツは自由やレジャーを表現したとしている。

 また、DC100とDC100スポーツに搭載される次のような機能が明らかにされた。


  • オフロード走行中のドライバーに障害物を警告する「テレイン-i スキャンデバイス」
  • ソナーで水深を計測して最適な速度をアイドバイスする「ウェイドエイド」
  • ボタン1つで作動する「スパイクタイヤ・システム」
  • パーマネント4WD
  • 4WDが不要な路面では後輪車軸を分離して燃費を改善する「ドライブライン・ディスコネクト」
  • ZFの8速AT
  • インテリジェント・スタート/ストップ
  • 常時接続とテレマティクス
  • 電磁誘導充電装置
  • ハイブリッドやプラグインの能力を備えた2リッター4気筒ガソリンエンジンとディーゼルエンジン
  • 3人がけフロントシート「ソーシャル・シート」
  • 自己洗浄機能と自己回復機能を持つボディー
  • 次世代ランドローバー・テレインレスポンスシステム
  • 22インチホイール
  • ルーフのソーラーパネルでエンジン負荷を軽減
  • マルチ機能付きリムーバブルタッチスクリーン
  • ウルトラファブリックとスーパーファブリックのインテリア
  • 第3世代マグネライドアジャスタブルサスペンション
  • 車高を320mm変更できるエアサスペンション
  • 駐車アシスト

(編集部:田中真一郎)
2011年 9月 14日