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英ランドローバー、405PS/515Nmの5.0リッターV8エンジン搭載の70周年記念限定車「ディフェンダー Works V8」

価格は15万ポンドからで150台限定。“ランドローバー史上最もパワフルで最速”

2018年1月17日(現地時間)発表

15万ポンド(約2280万円)~

70周年記念限定車「ディフェンダー Works V8」

 英ジャガー・ランドローバーは1月17日(現地時間)、同社の70周年を記念するハイパフォーマンスな限定車「ディフェンダー Works V8」を150台限定で発売すると発表した。価格は15万ポンド(約2280万円)からで、ボディタイプはホイールベースの異なる「90」と「110」を用意する。

 販売は英国で行なわれるほか、MENA(Middle East&North Africa)、ヨーロッパで個人輸入が可能(輸入時のコンバージョン規則が適用)。日本市場での輸入販売の予定はないとのこと。

ディフェンダー Works V8

 ディフェンダー Works V8は最高出力405PS/6000rpm、最大トルク515Nm/5000rpmを発生するV型8気筒5.0リッター自然吸気エンジンを搭載し、スポーツモードを備えたZF製8速ATとの組み合わせで、0-60mph加速5.6秒、最高速106mphを実現。「ランドローバー史上最もパワフルで最速なモデル」と位置付けられている。

 外観では70周年記念限定車を示す専用バッヂが与えられるほか、Bi-LEDヘッドライト、アルミニウム製のドアハンドルやフューエルフィラーキャップなどを採用。ルーフやホイールアーチ、フロントグリルはサントリーニブラックカラーで塗装され、ボディカラーは2種類のサテンフィニッシュを含む8色から選択可能となる。

 インテリアではレカロ製スポーツシートやダッシュボード、ステアリング、ドアパネルにウィンザーレザーを使用。さらにランドローバー・クラシック独自の「クラシック・インフォテインメント・システム」を搭載する。

レカロ製スポーツシートやダッシュボードなどにウィンザーレザーを使用。センターコンソールに「クラシック・インフォテインメント・システム」を装備する

 このほか走行面ではブレーキに改良が施され、ハンドリングキット(スプリング、ダンパー、アンチロールバー)を採用。ダイヤモンドターニング加工が施された18インチ“Sawtooth”アロイホイールに265/65 R18サイズのオールテレインタイヤを組み合わせている。また、パワートレーンでは改良版TDCiディーゼル・エンジンも選択可能になる予定とのこと。

ディフェンダー Works V8の走行イメージ
V型8気筒5.0リッター自然吸気エンジンは最高出力405PS/6000rpm、最大トルク515Nm/5000rpmを発生。0-60mph加速5.6秒、最高速106mphを実現して「ランドローバー史上最もパワフルで最速なモデル」となっている
トランスミッションにスポーツモードを備えたZF製8速ATを採用するほか、フロント&リアのヘビーデューティディファレンシャル、トルクバイアス・センターディファレンシャルを搭載
特徴的なダイヤモンドターニング加工の18インチ“Sawtooth”アロイホイールを装着
足まわりでは改良版ブレーキ、ハンドリングキット(スプリング、ダンパー、アンチロールバー)を採用する