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英ランドローバー、ラグビーワールドカップ2015仕様の「ディフェンダー」を初披露

車体後方に優勝カップ「ウェブ・エリス・カップ」を展示する特製ラックを用意

2015年5月22日(現地時間)発表

ラグビーワールドカップ2003のイングランド代表キャプテンを務めたマーティン・ジョンソン氏(左)と、ラグビーワールドカップ2003のイングランド代表チームで優勝メンバーとなったルイス・ムーディー氏(右)の2人が、優勝カップ「ウェブ・エリス・カップ」と特別仕様「ディフェンダー」を披露

 英ランドローバーは5月22日(現地時間)、9月18日から英国で開催されるラグビーワールドカップ2015の開幕に先立ち、特別仕様を与えた「ディフェンダー」を初披露した。

 このディフェンダーは、車両の内外装にラグビーワールドカップ2015のロゴマークなどをあしらっているほか、車体後方にラグビーワールドカップの優勝カップである「ウェブ・エリス・カップ」を固定して展示するための特製ラックを設定。ドライバーがアプリケーションを使い、遠隔ロックや照明の点灯、温度管理といった作業ができるようになっている。

 この車両はラグビーワールドカップ2015を盛り上げることを目的に、6月10日から英国とアイルランドを100日間かけて巡る「ラグビーワールドカップ・トロフィーツアー」に使用され、走行中も町ゆく人にこの名誉あるトロフィーを披露していく。また、「ラグビーワールドカップ・トロフィーツアー」はすでにフランスなど世界15カ国で実施されており、「ウェブ・エリス・カップ」を見たことがない地域の人々にラグビーワールドカップについて紹介してきたという。

 今回の発表のなかで、ジャガー・ランドローバー グローバル・エクスペリメンタル・マーケティング・ディレクターのマーク・キャメロン氏は、「ランドローバーは、20年以上にわたり、グラスルーツからエリートレベルに至るまで、ラグビーを愛し、サポートしています。今回の取り組みは、ラグビーそのものやラグビーワールドカップ2015に対する当社のコミットメントを示す一例です。トロフィーツアー期間中、またそれ以降も、可能な限り多くのファンが『ウェブ・エリス・カップ』を目にする機会を提供したいと願っており、スペシャル・ビークル・オペレーションズ部門が手掛けた完全特別仕様の『ディフェンダー』を使うことが最良の方法だと自負しています」と述べている。

ラグビーワールドカップ2015仕様の「ディフェンダー」
走行中も「ウェブ・エリス・カップ」を周囲にアピールする特製展示ラックを設定。内部は温度管理なども可能になっている
Land Rover's Rugby World Cup 2015 Defender Reveal - RWC Trophy Tour of UK and Ireland(1分36秒)

(編集部:佐久間 秀)