マツダ、「RX-8」の生産終了、ロータリーエンジンの研究開発は継続 最後の特別仕様車「SPIRIT R」を11月発売 |
マツダは10月7日、「RX-8」の生産を2012年6月で終了することを明らかにするとともに、最後の特別仕様車「RX-8 SPIRIT R(スピリットアール)」を11月24日に発売すると発表した。価格は6速ATが312万円、6速MTが325万円。
RX-7の最後の特別仕様車に採用した「SPIRIT R」を、RX-8でも採用した。
6速AT車はType Eを、6速MT車はType RSをベースとし、専用オーナメント、フロントヘッドランプ/フロントフォグランプ/リアコンビランプ(ブラックベゼル)、レッド塗装のフロント/リアブレーキキャリパー、ピアノブラックのセンタートンネルトリム、SRSエアバッグシステム(カーテン&フロントサイド)を特別装備。
また、6速AT車ではシート材質に本革(ブラック+赤ステッチ)を使用したほか、本革巻ステアリング(ブラック+赤ステッチ)、本革巻パーキングブレーキレバー(赤ステッチ)、合成皮革のアームレスト付きセンターコンソールボックス(前席)&リアコンソールボックス(リッド付)、スポーツサスペンション、大径ブレーキ、ガンメタ塗装の18インチアルミホイール(タイヤサイズ:225/45 R18 91W)を専用装備。
6速MT車では専用のレカロ製バケットシート、ブロンズ塗装の19インチアルミホイール(タイヤサイズ:225/40 R19 89W)を専用装備。
ボディーカラーはアルミニウムメタリック、スパークリングブラックマイカ、クリスタルホワイトパールマイカの3色を設定する。
なお、リリースでは同社の代表取締役会長 社長兼CEOである山内孝氏が「『RX-8』の生産は終了しますが、ロータリーエンジンがマツダの魂のひとつであることに変わりはありません」とし、今後もロータリーエンジンの研究・開発を継続していくことを明らかにしている。
(編集部:小林 隆)
2011年 10月 7日