ブリヂストン、マイカーの適正空気圧を知らないドライバーは50%
タイヤの安全に関する調査結果より

9割以上の人が「タイヤの空気圧がクルマの燃費を左右する」ことを知っていると回答

2011年10月7日発表



自分のクルマの適正空気圧を知らないドライバーは50%に上った

 ブリヂストンは10月7日、タイヤの安全に関する調査結果を発表した。

 同社が3月に創立80周年を迎えたこと、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が推進する「タイヤの日」が4月8日であることから、毎月8日を「ブリヂストン タイヤセーフティーの日」に設定し、2012年2月まで毎月タイヤの安全に関する情報を発信している。

 今回は18~69歳のドライバー(男女1000人)に対して8月19日~21日の期間、インターネット調査を実施。質問項目は「タイヤの空気圧は、クルマの燃費を左右することをご存じですか」「ご自身の運転するクルマの、タイヤの適正空気圧をご存じですか」「タイヤの適正空気圧はどこに表示されているかご存じですか」の3つ。

 その結果、タイヤの空気圧が燃費を左右することを知っているドライバーは93%いたのに対し、マイカーの適正空気圧を知らないドライバーは50%いることが分かった。また、タイヤの適正空気圧がどこに表示されているか分からない人は42%いた。

 クルマ本来の燃費を発揮させるためには、タイヤの空気圧を適正に設定する必要がある。今回の結果を受け、同社は「タイヤの『空気圧』が不適正な場合、クルマの操縦安定性低下やタイヤの偏摩耗発生、あるいはタイヤ寿命の短期化などを招き、安全性と経済性の両方に影響を及ぼす可能性がある」と警鐘を鳴らすとともに、外出前にはタイヤの空気圧点検を行うよう呼びかけている。

(編集部:小林 隆)
2011年 10月 7日