豊田社長のドライブで、FRスポーツカー「86(ハチロク)」をお披露目
トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2011にて

「86(ハチロク)」から降り立つトヨタ自動車 豊田章男社長

2011年11月27日開催



 トヨタ自動車は11月27日、スバル(富士重工業)と共同開発した小型FRスポーツカー「FT-86」の正式車名を「86(ハチロク)」とすることを発表し、同日富士スピードウェイで開催中の「トヨタ ガズーレーシング フェスティバル 2011」(以下、TGRF2011)内で、世界初公開した。

 TGRFでは、11時30分から「お披露目」というプログラムが組まれており、朝からアナウンスにおいて「サプライズがある」ことを示唆。定刻どおりの11時30分に、2番ピットから「86」が現れ、初めてその走行するシーンを一般公開した。この86をドライブするのは、「モリゾー」のドライバーネームで知られるトヨタ自動車の豊田社長。豊田社長は、富士スピードウェイの国際レーシングコースを1周し、メインストレートに並ぶレクサス「LFA」の脇を抜け、先頭に86をポジショニング。86から降り立った豊田社長は、「自動車ファンのみなさんお待たせしました!!」と、TGRFに集まった観客に新開発の小型FRスポーツカーをお披露目した。

2番ピットから登場し、レーシングコースへと向かう「86」(Photo:Burner Images)
86をドライブするのは、モリゾーこと豊田章男社長。ヘルメットは、ガズーレーシングカラー
2列に並ぶ、レーシングマシンの間を抜け、先頭へと向かう86
豊田社長自ら、86を観客に紹介

 TGRFの最後のプログラム「Future of AUTOMOBILE」には、FT-86を含む多数の86が登場。FRスポーツカーが切り開く、未来のスポーツシーンを印象づけた。


(編集部:谷川 潔/Photo:高橋 学/報道専用レースフォトデータベース Burner Images)
2011年 11月 27日