トヨタ、ベストセラーハイブリッド「プリウス」をマイナーチェンジ 車輌接近通報装置の全車標準装備、静粛性を向上 |
トヨタ自動車は、ハイブリッド車「プリウス」をマイナーチェンジし、12月19日に発売する。価格は、2,170,000円~3,340,000円。また、新たにスポーツコンバージョン車「プリウス“S ツーリングセレクション G's”」を設定し、12月26日に発売する。価格は2,840,000円。
G “ツーリングセレクション・レザーパッケージ”(ボルドーマイカメタリック) |
グレード | ハイブリッドシステム | 変速機 | 駆動方式 | 価格 |
L | 直列4気筒 DOHC 1.8リッター+モーター | 電気式無段変速 | 2WD(FF) | 2,170,000円 |
S | 2,320,000円 | |||
S“ツーリングセレクション” | 2,520,000円 | |||
G | 2,520,000円 | |||
G“ツーリングセレクション” | 2,720,000円 | |||
G“ツーリングセレクション レザーパッケージ” | 3,340,000円 | |||
“S ツーリングセレクション G's” | 2,840,000円 |
3代目となる現行プリウスは、2009年5月に発売され、以後ベストセラーランキングトップの常連となった大ヒットハイブリッド車。エクステリアの小変更などのマイナーチェンジが実施される。
基本的な動力性能、燃費に変更はなく、最高出力73kW(99PS)/5,200rpm、最大トルク142Nm(14.5kgm)/4,000rpmの1.8リッターアトキンソンサイクルエンジンと、最高出力60kW(82PS)、最大トルク207Nm(21.1kgm)のモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「リダクション機構付きTHS II」を搭載。バッテリーは、ニッケル水素電池で6.5Ah。
10・15モード燃費は38.0km/L(L以外は35.5km/L)、JC08モード燃費は32.6km/L(L以外は30.4km/L)になる。
主な変更点としては、フロントバンパー、フロントグリル、アンダーグリル、リアコンビネーションランプ、15インチホイールキャップのデザイン変更。車輌接近通報装置の全車標準装備、フロントガラスにUVカットガラスを新採用があり、吸音材の追加による静粛性の向上、ボディー剛性の強化による乗り心地と操縦性、走行安定性の向上も図られている。
G(フロスティーグリーンマイカ) | G |
S “ツーリングセレクション”(シルバーメタリック) | S “ツーリングセレクション”(ホワイトパールクリスタルシャイン) | S “ツーリングセレクション” |
S(ライトパープルマイカメタリック) | S |
大型コンソールボックス(カップホルダー付き) | USB/AUX端子とアクセサリーソケット |
新設定のスポーツコンバージョン車「プリウス“S ツーリングセレクション G's」では、“S ツーリングセレクション”をベースに、専用デザインのフロント・リアバンパー、専用チューニングのサスペンションなどを装備し、ボディー剛性向上のためメンバープレースの追加や、スポット溶接打点の追加が行われている。
タイヤサイズも、プリウス初の18インチ設定となり、215/40 R18のダンロップ DIREZZA DZ101と、G's専用18インチホイールを装備する。
S“ツーリングセレクション G's” |
G's専用スポーティシート(運転席・助手席) | G's刺繍マーク付(運転席・助手席シート側面) | G's SPECIAL TUNE剛性アップアイテム |
(編集部:谷川 潔)
2011年 11月 29日