ランボルギーニ、「ガヤルド LP 550-2 スパイダー」が日本上陸 ブルガリ銀座タワーでお披露目 |
ベルトーリ カントリーマネージャー |
ランボルギーニ・ジャパンは3月30日、東京 銀座のブルガリ銀座タワーで、「ガヤルド LP 550-2 スパイダー」の発表会を開催した。
ガヤルド LP 550-2 スパイダーは既報どおり、2WDのガヤルド LP 550-2のオープンモデル。電動ソフトトップを装備しており、トップはコックピット背後のエンジンの上に格納される。価格は2443万5600円で、4月からデリバリーが始まる。
ガヤルドのスパイダーモデルには4WDの「LP 560-4 スパイダー」があり、どちらも90度V型10気筒DOHC5.2リッター+6速セミAT「e.gear」のパワートレーンを搭載するが、LP 550-2は最高出力405kW(550PS)にデチューンされ、スタビリティ・コントロール・システムも後輪駆動用に調整されている。
一方で重量1520kgはLP 560-4 スパイダーよりも軽く、最高速度は319km/h、0-100km/hは4.2秒となっている。
ランボルギーニ・ジャパンのエジナルド・ベルトーリ カントリーマネージャーはLP 560-4とLP 550-2の違いを「4輪駆動モデルは寛大であり、自信を持ってスピードを出せる。2輪駆動モデルはドライブの楽しさという観点から、より気持ちの高揚感や満足感を得られる」と説明し、LP 550-2は「アクティブなドライビングスタイルを好むスポーツカードライバーに、究極の体験を提供する」とした。
会場となったブルガリ銀座タワーのラ テラッツア・ラウンジは、同タワー11Fの屋上テラス。ランボルギーニ・ジャパンは、同タワー下の道路からクレーンでLP 550-2 スパイダーを吊り上げ、屋上テラスに展示した。
LP 550-2 スパイダー | LP 560-4 スパイダー | |
全長×全幅×全高[mm] | 4345×1900×1184 | |
ホイールベース[mm] | 2560 | |
前/後トレッド[mm] | 1632/1597 | |
重量[kg] | 1520 | 1550 |
エンジン | 90度V型10気筒DOHC5.2リッター | |
ボア×ストローク[mm] | 84.5×92.8 | |
圧縮比 | 12.5:1 | |
潤滑方式 | ドライサンプ | |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 405kW(550PS)/8000rpm | 412kW(560PS)/8000rpm |
最大トルク[Nm/rpm] | 540Nm/6500rpm | 540Nm/6500rpm |
トランスミッション | 6速セミAT「e.gear」 | |
駆動方式 | 2WD(MR) | 4WD |
前/後サスペンション | ダブルウィッシュボーン | |
前/後スチールブレーキ | ベンチレーテッドディスク(365×34mm)8ピストン /ベンチレーテッドディスク(365×32mm)4ピストン | |
前/後カーボンセラミックブレーキ | ベンチレーテッドディスク(380×38mm)6ピストン /ベンチレーテッドディスク(365×32mm)4ピストン | |
前/後タイヤ | ピレリP ZERO 235/35 ZR19 / 295/30 ZR19 | |
前/後ホイール | 8.5×19/11×19 | |
最高速度[km/h] | 319 | 324 |
0-100km/h[秒] | 4.2 | 4 |
ベルトーリ カントリーマネージャーがLP 550-2 スパイダーをアンヴェールし、乗り込んでエンジンをかけ、トップを開いた | ||
LP 560-4とLP 550-2の違い | パワーユニットはLP 560-4と同じだが、チューンが異なる |
会場のブルガリ銀座タワー屋上まで、LP 550-2 スパイダーをクレーンで釣り上げた | ||
ランボルギーニの発表会では恒例のファッションショー、今回はロベルト・カヴァリとブルガリのコラボレーションだった |
(編集部:田中真一郎)
2012年 3月 30日