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アウディ、“アーバンエゴイスト ニューファミリー”のための5ドア「A1 スポーツバック」発表会

2012年6月4日開催



 アウディ ジャパンは6月4日、同日発売した「A1 スポーツバック」の発表会を都内で開催、同社の大喜多寛社長が同車の概要を説明した。

 2011年1月に発売した同社のエントリーモデル「A1」のバリエーション。A1は3ドアだが、A1 スポーツバックはルーフ後端を伸ばしてリアドアを設け、5ドアとした。車両の詳細は関連記事を参照されたい。

内田恭子さん(左)と瀬戸朝香さん

新規顧客を開拓
 3ドアのA1は、アウディの分類では「A0」セグメント、欧州委員会の区分では「B」セグメントに属するコンパクトカーで、アウディとしてはこのセグメント初のモデルとなる。
 
 その顧客は、アウディを買ったことがない新規が8割近くに上り、世帯人数1〜2人が半数を、40代以下が64%、30代が40%を占めたと言う。販売台数は全世界で8万台を目標としていたが、これを超えて10万9000台に、日本でも4200台を売った。A1は販売台数の増加に加え、新規参入したセグメントでの新規顧客獲得が目標として掲げられていたので、その役目を十分に果たしていると言える。

 そのA1のドアを増やし、A1よりもファリミーに訴求するのがA1 スポーツバック。発表会では若い3人家族がA1 スポーツバックのある生活を、モデルが演じてみせたが、ターゲット層を表すキャッチは、A1でも使われた「アーバンエゴイスト」に「ニューファミリー」を加えている。

グレイシアホワイトメタリックのボディーにデイトナグレーパールエフェクトのコントラストルーフ ファントムブラックパールエフェクト ティークブラウンメタリックのボディーカラーにアイスシルバーメタリックのコントラストルーフ
シラーズレッドメタリックのボディーカラーにアイスシルバーメタリックのコントラストルーフ ミサノレッドパールエフェクトのボディーカラーにブリリアントブラックのコントラストルーフ

 

アウディ ジャパンの大喜多社長

 発表会にはアーバンエゴイスト ニューファミリーの代表としてフリーアナウンサーの内田恭子さんと女優の瀬戸朝香さんが登場。2人とも35歳で、仕事をこなしながら2歳の子供を育てる母親、という人選だ。大喜多社長は2人を「自分らしく、自分の価値観で、自分の個性を考えながら生活し、モノを購入していく人」と紹介した。

 「子供の送り迎えなどで毎日運転している。クルマは生活に欠かせない」という内田さんと、「昔から気分転換はドライブだった。実家のある愛知まで自分で運転して帰る」という瀬戸さんは、クルマ選びのこだわりをそれぞれ「かっこいいクルマ」「安全性。しっかりしているものがいい」と語った。

3人のモデルがA1 スポーツバックとの生活を演じた。パパと娘がiPadで行き先の相談をし、ママも運転が好きというイマドキの家族
全世界の販売台数は10万台を突破 A1購入者のうち、新規顧客が8割近い 年齢層も若い
5ドアのプレミアムコンパクトは年々伸長している スポーツバックはファミリー寄り

 

プレミアムなコンパクト
 A1 スポーツバックのもう1つのポイントは「プレミアム・コンパクト」であること。フォルクスワーゲン「ポロ」とプラットフォームを同じくするが、クラスはもう1つ上、という位置づけだ。

 都市への人口集中が進み、環境問題の影響が依然として大きな現在、「プレミアムカーに乗っておられた方が、小さいクルマに買い換える時、小さくてもプレミアムなクルマを求められるニーズがある」と大喜多社長は語ったが、アウディだけでなくプレミアムブランドがこぞって欧州Cセグメントより小さいクルマに注力するのは、ブランドへの入口としての役割とともに、大きなクルマからダウンサイズするユーザーの受け入れ口にもなるからだ。

 A1 スポーツバックの「プレミアム」たる所以は、「このセグメントでは広さや居住性、荷物の積み下ろしのしやすさなどファンクショナリティを中心に作られ、デザインが犠牲にされることが多い」(大喜多社長)のに対し、A1 スポーツバックではデザインを重視したこと。

 5ドア化するにあたってCピラーを立ててルーフを伸ばし、後席の居住性を改善しているが、ルーフラインはあくまでクーペ風としている。また、9色のボディーカラーと4色のコントラストルーフ、7種類のシートと5種類のトリムカラーといった、カラーコーディネートの多彩さも特徴の1つ。インテリアの組み付け精度など、クオリティの高さはアウディの上級車と同様だ。

 さらにインフォテインメントシステム「MMI」が標準で搭載される。A1 スポーツバックのMMIは上級車同様に1つのコントロールダイヤルと4つのファンクションスイッチなどでオーディオ、カーナビ、車両のセッティングを操作でき、さらにBluetooth接続やCDのリッピング機能なども備える。

テールランプアッセンブリーがすべてリアゲートに付いているので、ゲートの内側にもう1つテールランプを付け、ゲートオープン時にも後方からの視認性を高めている
標準の15インチホイール+205/55 R15タイヤ オプションの16インチホイール+215/45 R16タイヤ
シートとトリムのバリエーションも豊富
チタニウムグレーの本革シート リアにはISO FIXのチャイルドシートを取り付けることができる
MMIのディスプレイはリトラクタブル MMIの操作部
リアシートは4:6の分割可倒式
エンジンは1.4 TFSI
アイドリングストップを備える
A1 スポーツバックは2011年の東京モーターショーで披露された 5ドア化にあたってルーフを伸ばした
豊富なカラーバリエーション オプションのボーズサラウンドシステム。14スピーカーと専用サブウーファーを備える

(編集部:田中真一郎)
2012年 6月 5日