ブリヂストン、ラベリング制度最高グレードの「エコピア EP001S」 転がり抵抗性能:AAA、ウェットグリップ性能:aを達成。8月1日発売 |
ブリヂストンは、低燃費タイヤ「ECOPIA(エコピア)」ブランドの新製品「ECOPIA EP001S(イーピーゼロゼロワンエス)」を、8月1日に発売する。発売サイズは195/65 R15 91Hの1サイズで、価格は2万1630円/本。
今回発売されるエコピア EP001Sは、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が制定したラベリング制度で転がり抵抗性能:AAA、ウェットグリップ性能:aを達成。低燃費タイヤグレードの頂点となるAAA/aを達成したモデルは、業界初と言う。
エコピア EP001Sのコンパウンドは、独自の材料技術「NanoPro-Tech(ナノプロ・テック)」をベースに微粒径シリカを配合し、エネルギーロスを低減。これにモータースポーツ用タイヤの開発で培ったグリップ向上技術「アクアパウダー」を組み合わせた。
また、ブロック表面を3次元曲面にすることで、路面とブロックの接地により発生するノイズを抑える「サイレントACブロック」、3本のストレートグルーブにより耐ハイドロプレーニング性を確保する「GUTT IIシミュレーション・ストレートグルーブ」、タイヤの接地面内に入り込む水をかき出すための「スクレイプサイプ」などを採用した新開発のグリップ向上パターンを採用。
これにより、エコピア EP001Sは従来モデルの「エコピア EP100S」と比べ、転がり抵抗を3%低減、ウエットブレーキ停止距離を17%短縮。さらに接地面で発生するブレーキ力を大幅に向上できたとしている。
(編集部:小林 隆)
2012年 6月 14日