トヨタ、ツインチャージャー採用のFRコンセプトカーが進化、東京オートサロンに出展

　GAZOO Racing（トヨタ自動車）は、「東京オートサロン2013」（会期：1月11日～13日、幕張メッセ）にFRコンセプトカー「GRMN SPORTS FR Concept PLATINUM（プラチナム）」を出展すると発表した。

　同モデルは、昨年の「第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で公開された「SPORTS FR Concept」の進化版。

昨年の「第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レース」で公開された「SPORTS FR Concept」

　エンジン形式などは公開されていないものの、排気量は「86」と同じ1998ccで、ターボとスーパーチャージャーを組み合わせたツインチャージャー仕様となる。これにより、最高出力は242kW（330PS）、最大トルクは431Nm（44.0kgm）としており（いずれも目標値）、SPORTS FR Conceptから10PS/1.0kgm向上している。

　また、SPORTS FR Conceptからの変更点として、4連のヘッドランプとリアコンビネーションランプを採用したほか、インテリアではシートに座った際の満足感を高めるためにホワイトレザーバケットシートを装備するとともに、ホワイトとブラックのレザーを組み合わせたステアリング＆シフトノブなどを採用。

　そのほか専用のチューニングサスペンション、ブレーキキャリパー＆ブレーキローター、デュアルエキゾーストや、機械式LSD、前後異サイズアルミホイール＆タイヤ、4点式シートベルト（GAZOO Racingロゴ入り）、ロールケージ、追加メーター（ブースト計、水温計、油温計）などを装備している。

　なお、車両の全貌は明らかになっていないが、同社の東京オートサロン特設サイト（http://www.gazooracing.com/autosalon2013/index.asp）やニュースリリースに、車両の一部画像が掲載されている。