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東京バーチャルサーキット、実車のポルシェをベースにしたシミュレーター

5月末まで通常体験コースが割引になるキャンペーン実施

実車のポルシェ 996 GT3をベースにしたシミュレーター
2013年5月18日運用開始

5000円~

 レーシングジム「東京バーチャルサーキット」(東京 赤坂)は、実車のポルシェ(996)をベースにしたシミュレーターの運用を、5月18日から開始する。利用料はトレーニングコースが1万円(30分)、通常体験コースが5000円(富士スピードウェイ計測5ラップ走行)。

 東京バーチャルサーキットは、レーシングシミュレーターを使ってドライビングテクニックを磨くトレーニングジム。これまで実際のF1マシンと同型のレーシングシミュレーター1台を使って運用してきたが、「ツーリングカーで走りたい」「ギアチェンジをしながらのトレーニングがしたい」との要望に応え、新たに実車のポルシェ 996 GT3をベースにしたシミュレーターを導入した。

 実車のポルシェをシミュレーターの筐体に使ったことについては、「ドライビングフィールを実車に限りなく近づけるため」としており、実車のアクセルやブレーキ、ステアリングを使ったことで、よりリアリティのある仕上がりとなっている。

 また、シミュレーターの挙動についても、インストラクターを務める砂子塾長とともに、昨年のSUPER GT GT300クラスで911 GT3R(エンドレスTAISAN 911)を駆りチャンピオンを獲得した峰尾恭輔氏が協力してチューニングを実施。これにより加減速曲線、ボトムスピードとギアレシオなど、ロガーデータ上では実車のエンドレスTAISAN 911とほぼ同一のデータを実現したと言う。

 なお、東京バーチャルサーキットではポルシェのシミュレーターの完成を記念して、通常体験コースの割引キャンペーンを5月18日~5月末まで実施。通常5000円のところ、3000円で利用できる(グローブレンタル無料)。富士スピードウェイを使った5ラップ走行後には、データロガーを使ってのインストラクターによる解析・アドバイスが行われるほか、インストラクターによるデモンストレーションの見学もできる。

 シミュレーションの予約は、直接電話にて行うか、同社の公式サイト(http://tokyovirtualcircuit.jp/)から行う。

(編集部:小林 隆)