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「くまモン MINI」を見に、MINI熊本に行ってきた

MINI熊本の新たな取組みも紹介

7月13日より展示された「くまモン MINI」

 熊本県の公式ゆるキャラ「くまモン」が英MINIオックスフォード工場を表敬訪問し記念として製作された「くまモン MINI」が7月13日より展示との記事をCar Watchでは掲載した(http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20130712_607466.html)。

 記事掲載直後からTwitterやFacebookでの反響が大きく、それではと、実際に車両が展示されるMINI熊本を訪ねてみることにした。

 取材当日の7月13日は3連休の初日ということもあり、午前中から沢山の見学者が訪れていた。現在、建設中であるショールームや、ディーラーとしての取り組みについても興味深いお話が聞けたので、それらに関してもお届けする。

くまモン MINIのベースは、クーパー コンバーチブル

 くまモン MINIのベースは、クーパー コンバーチブル。外装はブラックのラッピングシートで覆われており、サイドとリアにはくまモンがつや消しブラックで配置される。フロントマスクはグリルからバンパー下にかけて口元をイメージさせるホワイトのラッピングが施されており、ライトがそのまま目に、フォグランプ部は赤いホッペが表現されている。内装はノーマルと同様。ナンバーが装着され公道走行も可能となっていたようだ。

新ショールームは8月オープンに向け急ピッチで工事が進む

現在は熊本BMW 熊本インター店で営業中

 現在、MINI熊本は新たにショールームを建設中で、取材に訪れた時点で基礎工事が行われていた。8月早々にオープンし、9月にグランドオープンの予定とのことで、熊本BMW 熊本インター店の敷地内で業務を行なっていた。ブラックを基調としたMINIディーラーが出現することとなる。

九州自動車道 熊本IC(インターチェンジ)を降り、熊本東バイパス(国道57号)沿いに見えてくるMINI熊本。熊本市街に向かうと左手に見えてくる
工事中のMINI熊本。工事現場の案内も「くまモン」
新ショールームはBMWディーラーの西側に並ぶかたちとなる
現在、全国のMINIディーラーで試乗・見積りをするともらえるコラボステッカー
こちらは8月よりMINI熊本で試乗・見積りをした人を対象にプレゼントされる限定くまモンミニカー
今回お話をうかがったのは、MINI熊本を運営するモトーレンフロイデ 取締役MINI事業部長の澤田勇人氏(右)。スタッフの藤本真澄さん(左)

 MINI熊本は、くまモンとのコラボや新店オープンなど、イベントが目白押しだが、ほかにもディーラーとして新しいスタイルを打ち出していくための企画を検討中とのこと。MINIのブランドコンセプトである「やんちゃ」というキーワードを意識し、既存の自動車ディーラーにはないフランクな雰囲気を持たせていくようだ。

 2階建てのショールームは1階を車両展示フロア、2階は1階を見下ろせる吹き抜けスタイルのカフェスペースとし、商談や点検待ち以外にも、地元幼稚園のイベントへの場所提供や小学生向けの職業体験の場としても貸し出していくそうだ。また、全国的にも有数の温泉エリアである熊本らしく、日帰り温泉ツーリングや、ふらっとカフェまでツーリングなどを定期的に開催して行きたいとも語ってくれた。車を販売する以外の役割をディーラーが中継点となって人が繋げていく、という意識が見てとれた。

●MINI熊本
〒861-8029 熊本県熊本市東区西原3-5-3
http://kumamoto.mini.jp/dealer/kumamoto/index.html

【お詫びと訂正】記事初出時、「くまモン MINIは県庁や九州各地のイベントに貸し出され展示される予定」と記述しましたが、諸般の事情により貸し出しや展示の予定は7月16日時点でなくなったとのことです。

くまモンはホンダとのコラボレーションも

N-ONE用のくまモングリルステッカー

 くまモンの人気は全国区だが、地元での人気も高い。熊本県内のホンダディーラーでは、N-ONE用のくまモングリルステッカーがオプションで用意されている。基本的にN-ONE購入者が希望する場合は無料でプレゼントされるとのこと。特に限定数も設定していないようだ。単品での購入価格は1万3650円になる。

●ホンダカーズ熊本大江店
〒862-0971 熊本県熊本市中央区大江4丁目3−14
http://www.hondacars-kumamoto.co.jp/

熊本城とくまモンが並んでいるデザイン。
3月下旬から始まっていたようだ
ホンダカーズ熊本大江店

(赤坂太一)