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トヨタ、「ピクシス エポック」のマイチェンで燃費大幅向上

2WD車はガソリン車トップの33.4km/Lを達成して全車免税

ピクシス エポック G “SA”
2013年8月19日発売

74万5000円~128万円

 トヨタ自動車は8月19日、軽乗用車の「ピクシス エポック」をマイナーチェンジして発売した。価格は74万5000円~128万円。

グレードエンジン変速機駆動方式価格
D直列3気筒 DOHC 0.66リッターCVT2WD(FF)745,000円
L890,000円
L “SA”940,000円
X1,000,000円
X “SA”1,050,000円
G “SA”1,180,000円
Lf4WD990,000円
Lf “SA”1,040,000円
Xf1,100,000円
Xf “SA”1,150,000円
Gf “SA”1,280,000円

 マイナーチェンジでは「軽自動車本来の魅力」として経済性に注目し、低燃費・低価格を追求。エントリーグレードのDでは価格を5万円引き下げ、さらに手に入れやすくなっている。また、フロントマスクの意匠変更、2WD車のフロアアンダーカバーやローダウンサスペンションの装着などによる空力の改善、パワートレーンでの「クールドi-EGR」「CVTサーモコントローラー」などの採用、「eco IDOL(エコアイドル)」「エコ発電制御」の進化によるエネルギーマネジメントの効率化などにより、JC08モード燃費は2WD車で33.4km/L、4WD車で30.4km/Lまで高めてランニングコストを節減している。

 このほか、サスペンション設定の見直しとフロントシート形状の変更などによって乗り心地を高め、吸遮音材の性能向上や配置場所の変更による静粛性向上などによって居住性を引き上げている。また、全車で急ブレーキ時にハザードランプを点滅させる「エマージェンシーストップシグナル」を標準装備し、4種類の先進装備で構成する衝突回避支援システム「スマートアシスト」を備える“SA”グレードを新採用するなど、商品性に磨きをかけている。

後続車に急ブレーキを知らせる「エマージェンシーストップシグナル」は全車標準装備。低速走行時は自動ブレーキによって衝突を回避する「スマートアシスト」の装着車も新設定している
オーディオパネルにプレミアムシャインブラック加飾を施して上質感を演出
フロントシートの形状変更などで乗り心地を向上

(編集部:佐久間 秀)