スズキ、仕様変更で先進安全装備を新採用した新型「ランディ」

　スズキは1月21日、Mクラスミニバンの「ランディ」を仕様変更して発売した。価格は224万1750円～299万5650円。

　今回の仕様変更では、2.0Xと2.0Gに前方の車両や歩行者と衝突する可能性が高い場合に警報と自動ブレーキを作動させ、ドライバーの衝突回避操作を支援する「エマージェンシーブレーキ」、意図せずに走行車線から逸脱しそうなときに警報を鳴らす「LDW（車線逸脱警報）」といった先進安全装備を標準装備。また、2.0GにはMOD（移動物検知）機能を追加した「全方位モニター」や「踏み間違い衝突防止アシスト」「ふらつき警報」などをセットにした「アドバンスドセーフティパッケージ」を8万6100円高でメーカーオプション設定している。さらに燃費性能の引き上げも行い、スマートシンプルハイブリッド（S-HYBRID）を搭載する2.0X（両側ワンタッチパワースライドドア装着車を除く）のJC08モード燃費を16.0km/Lに向上させている。

　このほか、外観デザインではボディーカラーに新色の「ブルームーンホワイトパール」「プレミアムディープコーラルメタリック」「ダイヤモンドブラックパール」の3色を追加して全5色に変更。フロントマスクのフロントグリル、フロントバンパー、ヘッドランプなどの意匠変更を実施。デザインの一新によって上質感を高めたほか、装備品でも2.0Xと2.0GでLEDヘッドランプを採用し、全車に日差しのまぶしさなどを軽減するトップシェード付フロントガラスを使用して商品性を向上させている。

新色の「プレミアムディープコーラルメタリック」

新色の「ダイヤモンドブラックパール」

2.0Gのインパネ

2.0Gのフロントドアウインドーに「スーパーUVカット断熱グリーンガラス」を採用。2.0Xと2.0Gのセカンドシート背面にサードシート用のパーソナルテーブルを追加した