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富士通テン、高性能イメージセンサーとHDR合成で視認性を高めた「DREC4000」「DREC200」

GPS搭載で位置と速度を記録し、Google MAPとも連携

カメラ・本体一体型の「DREC200」
2014年10月上旬発売

オープンプライス

カメラ・本体分離型の「DREC4000」

 富士通テンは、1/2.7インチの大型CMOSセンサーを採用したドライブレコーダー「DREC4000」「DREC200」を10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はカメラ・本体分離型のDREC4000が4万円前後(税別)、カメラ・本体一体型のDREC200が2万5000円前後(税別)となる。

 新製品のドライブレコーダーでは、市販業界では最大クラスという1/2.7インチCMOSセンサーを新たに搭載。画質を左右する大きな要素であるイメージセンサーを大型化することでクリアな映像記録を実現し、これまで識別が難しかった車両ナンバーなどの細かい情報まで判別可能としている。また、夜間走行時などで映像内の明るさが極端に異なるような状況に対応するため、露出を変えた2種類の映像を組み合わせて状況確認を容易にする「HDR(High Dynamic Range imaging)合成」を新採用した。

 このほか、新たにGPSに対応して、映像と同時に走行している場所の位置情報や車両の走行スピードなども記録。専用ビューアーを使うことで、車両のG値や速度、「Googleマップ」「Google Earth」と連携させて自車位置や走行軌跡などが確認できるようになる。専用ビューアーには画像の拡大機能、動画の切り取り機能も備えており、映像内に写っているナンバーを確認したり、SNSなどにアップロードする編集作業が手軽に利用できる。

 さらにDREC4000は音声ガイダンス機能を搭載。内蔵のGセンサーで急激なステアリング操作や加減速などを感知すると音声メッセージで注意喚起を行い、一定時間内に安全運転の条件をクリアしなかった場合にも音声メッセージを使って安全運転とエコドライブについて促してくれる。

DREC4000(カメラ・本体分離型)DREC200(カメラ・本体一体型)
外形寸法(本体 幅×奥行き×高さ)70×22.5×113mm55×85×37mm
外形寸法(カメラ 幅×奥行き×高さ)26×39×26mm
本体重量約100g約85g
電源電圧12V/24V12V
消費電力最大1A以下
動作温度―20℃~+65℃
カメラ仕様1/2.7インチCMOS 100万画素
カメラ画角水平110° 垂直70°
記録フレーム数最大28fps
画像サイズ1280×720
記録フォーマットMP4(H.264+AAC)
記録媒体(付属)4GB microSDカード(SDカードアダプタ同梱)
Gセンサー
GPS
イベント記録(保護)○(10件)
手動記録(保護)○(5件)
常時記録
記録時間(高画質モード)最大約100分
記録時間(標準モード)最大約150分
記録時間(長時間モード)最大約200分
音声録音○(ON/OFF可)
G値/位置/GPS車速記録
音声ガイダンス○(スピーカー付属)
ビューアー専用ビューア(付属microSDカードに収録)
対応OSWindows7、Windows8
保証期間3年

(編集部:佐久間 秀)