圏央道、相模原インターチェンジが3月29日に開通

3月29日12時、圏央道の高尾山ICと相模原愛川ICの間に相模原ICが開業する

　NEXCO中日本（中日本高速道路）は、3月29日12時に圏央道（首都圏中央連絡自動車道）相模原IC（インターチェンジ、相模原市緑区小倉）が開通する発表した。相模原ICは、2014年6月28日に開通した高尾山ICと相模原愛川ICの間に開設されるもので、津久井広域道路と接続され、近隣を通る国道413号などにもアクセスが可能だ。

　これにより、例えば橋本駅南入口から圏央道に乗る場合に、従来の相模原愛川ICからでは18分掛かっていたのが、6分短縮の12分となる。また、相模原市は「産業集積促進条例（STEP50）」を施行し、積極的な企業誘致に取り組んでいることから地域産業活性化も期待される。なお、相模原ICから東京ICへの圏央道と東名を経由した平日昼のETC料金は普通車で1970円となる。

相模原ICは津久井広域道路と接続され、近隣を通る国道413号などにもアクセスが可能

　圏央道は、3月8日に海老名JCT（ジャンクション）から寒川北ICが開通、さらに2015年度（平成27年度）中には川島ICから関越道や東北道、常磐道、東関東道へ通じるルートが開通する予定となっており、湘南エリアや新潟、東北方面へのアクセスの利便性が向上する見込みだ。

相模原ICから主要なICへのETC料金表