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日産、ニューヨークショーで“4ドアスポーツカー”新型「マキシマ」公開

米国で今夏発売予定、300HPの新型3.5リッターV6エンジン搭載

2015年4月2日発表(現地時間)

4ドアスポーツカーの新型「マキシマ」

 日産自動車は4月2日(現地時間)、2015ニューヨーク国際オートショーにおいて、米国内で今夏発売予定の新型「マキシマ」を披露したと発表した。価格は3万2410ドル(およそ388万円)から。

 8代目となる新型「マキシマ」は、エクステリアに“ワイドアンドロー”によるスポーティーなプロポーションを採用するなど、中型セダンセグメントに新基準を打ち立てる「4ドア スポーツカー」と位置付けた。

 先代モデルのエンジンに対して、約6割の部品を新規に採用した新型V型6気筒3.5リッターエンジンは、最高出力300HP/6400rpm、最大トルク261lb-ft/4400rpmを発生し、15%の燃費向上を実現。

 また、日産ブランドのセダン初となる1.2GPa級高成形性超ハイテン材の採用により現行モデルに対して約37kgの軽量化、ねじれ剛性を25%改善など、ハンドリングと乗り心地を向上させたという。

 新型「マキシマ」は5グレード展開、テネシー州のスマーナ工場で生産予定。米国で今夏より発売予定としている。

エンジン
型式VQ35DE
種類DOHC
シリンダーV型6気筒
総排気量(リッター/ cc)3.5 / 3498cc
最高出力(HP)300/6,400rpm
最大トルク(lb-ft)261/4,400 rpm
ボア&ストローク(mm)95.5 x 81.4
圧縮比10.6
トランスミッション / 駆動方式
駆動方式前輪駆動
トランスミッションマニュアルシフトモード付エクストロニックCVT、D-Stepロジック、スポーツチューニング

【訂正】最高出力発生時のエンジン回転数に関して、メーカーが数字を訂正したため修正いたしました。

(編集部:椿山和雄)