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伊フィアット、新型「アルファ ロメオ ジュリア」を世界初公開。日本にも導入

6気筒ターボ・510馬力のエンジン搭載、0-100km/h加速は3.9秒

2015年6月24日(現地時間)発表

 伊フィアット クライスラー オートモービルズ(FCA)は6月24日(現地時間)、アルファ ロメオの最上位モデルとなる新型4ドアセダン「ジュリア」を、イタリアのアルファ ロメオ歴史博物館において世界初公開した。

 新型「ジュリア」には、フェラーリ出身のエンジニアが手がけたという気筒休止システムも備えるオールアルミ製の6気筒ターボ(510馬力)エンジンが「Quadrifoglio」バージョンに搭載され、0-100km/h加速を3.9秒で達成する。

 ドライブユニットは後輪駆動/4輪駆動が用意され、前後重量配分50・50とするボディーには、カーボンファイバーやアルミ、アルミ複合材、プラスチックなどの超軽量素材を使用し、パワーウェイトレシオは、3kg/HP未満を実現する。

 そのほか、安定性をコントロールする「Torque Vectoring」や、制動距離を短縮する「Integrated Brake System」、高速時に能動的にダウンフォースを作り出す「Active Aero Splitter」など、「ジュリア」のみに採用される技術を搭載するとしている。

 今回発表された「ジュリア」は日本導入を予定しているが、時期など詳細は未定としている。

(編集部:椿山和雄)