光岡自動車、フラグシップセダンの新型「ガリュー」

　光岡自動車は、同社のフラグシップセダンである新型「ガリュー」をフルモデルチェンジして9月4日に発売する。価格は386万6400円～464万4000円。

新型「ガリュー」。ボディーサイズは4980×1830×1470mm（全長×全幅×全高）で、ホイールベースは2775mm。車両重量は1510kg～1520kg

新型「ガリュー」の走行イメージ

　ガリューは1996年に日産自動車の「クルー」をベースにして誕生したモデルで、5代目となる新型ガリューでは、先代と同じく「ティアナ」をベースモデルに採用している。

「ファッションカー」と同社が表現するほかのラインアップモデルと同様に、フロントマスク、リアビューを大幅に造り替え、丸形ヘッドライトや大型メッキグリル、各種メッキ加飾などによってトラッドテイストを強調。独自の存在感を与えている。

　このほか、5代目ガリューでは「エマージェンシーブレーキ」「踏み間違い衝突防止アシスト」「フロント＆バックソナー」を25DXと25LXに標準装備。さらにLDW（車線逸脱警報）、BSW（後側方車両検知警報）などを全車にオプション設定し、先進装備によって車両の安全性を向上させている。

フラグシップモデルにふさわしいボンネットマスコットを装着

丸形ヘッドライトから連続するなめらかなボンネット形状も大きな特徴

リアコンビネーションランプはクリアタイプの縦長形状に変更。リアバンパーにもメッキ加飾を追加している

新型「ガリュー」のインパネデザイン。ステアリングの中央に設置するメーカーロゴが変更されている

内装色は「シルキーベージュ内装」（上）と「ブラック内装」（下）の2種類。写真の本革シートは25LXの専用装備

パワートレーンは、最高出力127kW（173PS）/6000rpm、最大トルク234Nm（23.9kgm）/4000rpmを発生するQR25DEエンジンとエクストロニックCVTの組み合わせ

「助手席パワーオットマン」は25DXと25LXに標準装備する