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マツダ、LAオートショーでSKYACTIV-G初の2.5リッターターボを搭載した「CX-9」公開

「CX-9は力強い走りとクラストップレベルの低燃費を提供する」と小飼社長

2015年11月17日〜19日(現地時間)開催

プレスカンファレンスに出席したジュリアン・モントゥッセ氏(左)、小飼雅道社長(中央)、MNAOのジェームズ・オサリバン社長(右)

 マツダは、2015年ロサンゼルスオートショーでSUVモデルの最上位に当たる「CX-9」のワールドプレミアを実施した。

プレスカンファレンスでワールドプレミアされた新型「CX-9」
プレスカンファレンスでスピーチを行うマツダの小飼雅道社長

 3列シートを採用したミッドサイズクロスオーバーSUVのCX-9を発表したプレスカンファレンスでスピーチを行った小飼雅道社長は、「CX-5」から始まった新世代商品群について「マツダは2012年以降、新世代技術の『SKYACTIV TECHNOLOGY』とデザインテーマ『魂動-Soul of Motion』を反映した新世代商品を次々と発表し、これまでの3年間で合計6車種の商品をグローバルに導入してきました。SKYACTIV商品によるビジネス革新は順調に進んでおり、新しいマツダブランドの構築に大きく貢献しております。2016年3月期には、SKYACTIV搭載車の販売は85%に達する見込みで、今後もさらなる販売台数増と収益改善を目指していきます」と、発表を行ったアメリカ市場においても販売は好調だといい、さらに重要なマーケットであるこの国での成長を目指すようだ。

 また、初公開されたCX-9については「米国での成長の鍵となるのが新世代商品群のハイエンドモデルとなる『CX-9』です。SKYACTIVーGシリーズの最上位エンジンとなる新世代直噴ターボエンジン『SKYACTIVーG 2.5T』を搭載し、力強い走りとクラストップレベルの低燃費を提供します。CX-9のデザインや商品企画は、米国チームが中心的な役割を果たすことで、最大市場である北米のお客さまの声を反映させました」とコメント。

 CX-9の導入時期については、「来春より北米市場から導入を開始し、グローバルでの販売台数は約5万台を予定。そのうち北米向けが約8割を締めると見込んでいます。新型CX-9の投入により、新世代商品のラインアップ強化を図り、北米における継続的な成長とさらなる飛躍を目指してまいります」と、CX-9の導入で北米市場の活性化を図るとした。

モーターショーで初のスピーチを行ったMNAOのデザインディレクター ジュリアン・モントゥッセ氏

 小飼社長に続いてスピーチしたのは、9月にMNAO(マツダ・ノース・アメリカン・オペレーションズ)のデザインディレクターに就任したジュリアン・モントゥッセ氏。

 モントゥッセ氏はCX-9の内外装デザインの中心的な役割を担っていて、「外観のデザインは新世代商品群のテーマである魂動デザインを活かしつつも、エモーショナルでダイナミックさを強調させました。CX-9はセクシーで滑らか、安定感のあるエクステリアに仕上がっています。ドライバーや乗員が常に触れることになる内装は、日本の伝統的なクラフトマンシップを感じさせる本物志向を目指しました。素材としては、アルミの削り出しや質感の高いウッドを使って暖かみや上質感を生み出しています」と、魂動デザインが表現している生命感や塊感を活かしつつもCX-9の独自性を表現したという。内装に関してもハイエンドの名に恥じない質感を求めていて、高品質な素材と暖かみのあるデザインを取り入れている。

 SUVシリーズの最高峰となるCX-9は、北米への導入を皮切りにオーストラリアやロシアなどへ展開するそうだ。残念ながら、国内への導入予定は今のところ考えていないそうだ。

初公開された2代目となるCX-9。ボディーサイズは5065×1969×1716mm(全長×全幅×全高)とかなり大柄。しかし、車重は先代に対して100kg以上の軽量化を実現しているという

(真鍋裕行)