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日産、EV専用アプリ「日産EV」の機能を停止

第三者がリモート機能を利用できる状態が判明

2016年2月26日 発表

 日産自動車は2月26日、「リーフ」など同社EV(電気自動車)のリモート操作を行なえる専用スマートフォンアプリ「日産EV」について、不特定の第三者が「EV-ITリモート操作」の機能を利用できる状態であることが判明したと同社Webサイトで明らかにした。現在、同アプリの機能は停止されている。

 同アプリは、クルマから離れた場所でもアプリを使用してエアコンや充電の設定が可能となるアプリ。現在、アプリの機能が停止されているが、専用サイト「N-Link OWNERS」「日産ゼロ・エミッションサイト」からの操作は可能となっており、同社は専用サイトの活用を呼びかけている。

 また、同社発表によると「リーフ」「e-NV200」におけるクルマの運転に関わる機能や個人情報漏洩などには心配はないとし、これまでどおりクルマに乗ることができるとしている。

外出先や自宅から、日産のEVを操作することができるアプリケーション「日産EV」(iOS版)

(編集部:椿山和雄)