六本木「F1 PIT STOP CAFE」でタイヤ転がしGPを告知
クレインズや松田次生選手も登場

F1トルコGPの開催日に、F1 PIT STOP CAFEでタイヤ転がしGPのプロモーションを行うクレインズ

2009年6月7日開催



 富士スピードウェイが先週告知した、「SUPERタイヤ転がしGP日本一決定戦」。フォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝日である6月28日に、富士スピードウェイにおいてF1タイヤ転がしの日本一(?)を決めるというレースだが、そのプロモーションイベントが6月7日に東京都港区六本木の「F1 PIT STOP CAFE」で開催された。

 F1 PIT STOP CAFEは、昨年オープンしたばかりのF1オフィシャルカフェ。F1の開催日には店内にある数多くのスクリーンを使って生中継が行われる。モータスポーツファンのお客さんも多いが、ふらりと立ち寄ったカップルも多く、週末のちょっとしたデートスポットとしても活用されている。

六本木にあるF1 PIT STOP CAFE。六本木ロアビルの角を曲がったところにある。オープンカフェタイプのお店F1 PIT STOP CAFEの店内には、多くのモニターやスクリーンが設置されている。このスクリーンを使ってモータースポーツの生中継が行われるスクリーンの中でも最大のものが、この140インチスクリーン
140インチスクリーンの横には、トルコGPの決勝グリッドが掲示されていたトルコGPにあわせたスイーツ。店内ではアルコール類も提供され、開催国にちなんだワインも用意されているトヨタのF1マシンも飾られていた

 タイヤ転がしGPのプロモーションイベントは、同時に開催されるフォーミュラ・ニッポン第4戦のプロモーションも兼ねており、フォーミュラ・ニッポンを2007年、2008年と2連覇中の松田次生選手が登場。F1トルコGPの生中継前に、フォーミュラ・ニッポンの実況中継でもおなじみの中島秀之氏との軽妙なトークが繰り広げられた。

 2連覇中の松田選手だが、今年は第1戦、第2戦ともリタイヤ。第3戦で6位入賞を果たし初ポイントを獲得したものの、戦績は今ひとつという状態。その辺りを中島氏に突っ込まれると、松田選手はその理由としてブレーキセッティングがまだうまく決まっていないことを挙げていた。ただ、調子は上向いているようで、富士の第4戦には期待してくださいと語っていた。

 トークの途中からは、タイヤ転がしGPの話に。Car Watchでも記事として掲載したタイヤ転がしGPのビデオが店内に流れると、会場のあちこちから「平手だぁ!」という声とともに爆笑が。富士スピードウェイによると、このビデオには「チェカレンジャーブログ」に記事をアップする有名レーサーの平チェカ選手が登場しているとのことだったが、会場のお客さんは一発で誰なのだか分かっているようだった。ちなみに松田選手も同ブログに次チェカの名前で記事を上げており、裏話などを披露していた。

 ビデオの放映が終わると、F1タイヤをスゴイ勢いで転がしながら富士スピードウェイのイメージガール「クレインズ」が登場。6人でチームを組むこと、富士のメインストレートで決勝が行われること、優勝チームには賞金5万円が出ることなど、タイヤ転がしGPのルールを説明した。F1 PIT STOP CAFEに集まったお客さんも、この謎なイベントのルールを興味深く聞いていたようだった。その後じゃんけん大会に突入。多くの人に賞品が当たるじゃんけん大会に会場は大盛り上がり。F1トルコGP放映前のひとときを、松田選手とともに楽しんでいた。

松田選手(写真右)と中島氏によるトークショー。中島氏はサーキットの場内放送の実況も行っている富士の第4戦へ向けての抱負を語る松田選手。第3戦では初ポイントを獲得するなど調子は上向き。今後の巻き返しが楽しみお客さんの歓声とともに、F1タイヤを転がしながらクレインズが登場
タイヤ転がしGPのルールを説明するクレインズの2人。左が秋葉ミキさん、右が布施曜子さんじゃんけん大会は松田選手との勝負じゃんけんで勝ち残った人は前へ進み、順位を決めていた。じゃんけん大会は2回行われ、それぞれ上位10名、11名が賞品をゲット
賞品は松田選手から手渡しでフォーミュラ・ニッポン第4戦は富士スピードウェイで6月27日、28日に開催。もちろんクレインズもサーキットで待っています

 

(編集部:谷川 潔)
2009年 6月 9日