鈴鹿サーキット、「SUPER GT第6戦 ポッカ GT」8月開催
シリーズ最長の700kmレース、夜間走行も

2008年のポッカ1000kmのスタートの模様

2009年8月22日(予選)、23日(決勝)
入場料:大人5500円~、中高生1600円~



 鈴鹿サーキットは、8月22日、23日にSUPER GTの第6戦として、「第38回インターナショナル ポッカ GT サマースペシャル」を開催する。チケットの詳細は以下のとおり。なおファミ得チケットは、オンラインショッピングサイト「MOBILITY STATION」で購入すると、特別キャンペーンとして、コチラレーシングのタオルをプレゼントするほか、抽選で3家族に、放送室から好きなチームへ応援メッセージが送れるチャンスも用意される。

チケット対象価格備考
前売り観戦券(2日通し券)大人5500円遊園地パスポート付き
ペア(大人2名)1万円
中・高校生1600円入場のみ
前売り指定席券(決勝日のみ有効)V2席5000円別途観戦券必要
V1席2500円
Q2席2000円
ファミ得チケット観戦券セット(2日通し券)大人2名+子供1名(3歳~高校生)1万1600円遊園地パスポート付
大人2名+子供2名(3歳~高校生)1万4400円
ファミ得チケットV2指定席セット(2日通し券)大人2名+子供1名(3歳~高校生)2万2100円指定席は決勝日のみ有効。遊園地パスポート付。MOBILITY STATIONで受付
大人2名+子供2名(3歳~高校生)2万8400円
前売り観戦券 カップルシート(V2指定席上段)大人2名(男女カップル)2万円指定席は決勝日のみ有効。遊園地パスポート付。MOBILITY STATIONで受付
ホスピタリティラウンジ大人4万円2日間有効、観戦券込み。MOBILITY STATIONで受付
ファミリーラウンジ大人(中学生以上)4万円2日間有効、観戦券込み。MOBILITY STATIONで受付
ファミリーラウンジJr子供(3歳~小学生)8000円2日間有効、観戦券込み。MOBILITY STATIONで受付
ホスピタリティテラス大人(中学生以上)1万8000円2日間有効、別途観戦券必要
ホスピタリティテラスJr子供(3歳~小学生)2000円2日間有効、別途観戦券必要
VIPスイート・プレミアム3歳~4万7000円2日間有効、観戦券込み。MOBILITY STATIONで受付
当日観戦券(予選)大人・中・高校生1600円遊園地入園料(小学生800円、3歳~600円)
当日観戦券(決勝)大人6500円
中・高校生1600円
当日指定席券(決勝日のみ有効)V2席5500円別途観戦券必要
V1席3000円
Q2席2500円
Bエリア1500円
パドックパス(2日通し券)大人(中学生以上)1万円別途観戦券必要
パドックパスJr(2日通し券)子ども(3歳~小学生)1500円別途観戦券必要
ピットウォーク(各日)大人(中学生以上)2000円別途観戦券必要。MOBILITY STATIONで受付
ピット回数が勝敗を左右する

 これまで「ポッカ1000km」として、その名のとおり、1000km耐久形式で争われてきたSUPER GTの伝統レースが、今年は300km短縮の700km耐久レースとして開催される。従来より短縮されたとは言え、通常のSUPER GTが300km前後で争われるのに対し、倍以上の距離を走るポッカGT。それだけに、マシンの耐久性はもちろん、ピットインの回数やタイミングといった戦略も求められ、単純な速さだけでは勝てない難しいレースとなる。

 ポッカ GTならではの見どころとして、第3ドライバーの存在も欠かせない。通常は2名のドライバーで行われるSUPER GTだが、長丁場のレースとなるポッカGTでは3人目のドライバーが認められる。この第3ドライバーが注目で、毎年ベテランドライバーや実力派ドライバーの名が連ねる。例えば昨年は、現在フォーミュラ・ニッポンにも参戦している松浦孝亮や塚越広大のほか、GT300クラスには実力派の吉本大樹、若手の関口雄飛らなどが参戦。今年もバラエティ豊かな顔ぶれの参戦が期待できる。

 もう1つの見どころが、夕闇の中をヘッドライトを点灯しながら走り抜けるマシンの勇姿。夜間走行があるのは、SUPER GTシリーズの中で唯一このポッカ GTのみで、ゴール後には、夏の夜空に花火が打ち上げられる。

GTマシンがライトを点けて夕闇を走る抜けるのはポッカ GTだけ

 また、予選日の予選終了後、18時より前夜祭が開催されるが、その中で、夜間の練習走行も兼ねた「ミラクルナイトセッション」が開催される。前夜祭ではこのほかにも、各メーカーのブース出展や、チューニングショップのデモカーの展示、キャンギャルオンステージなどが開催される。

前夜祭で行われるミラクルナイトセッション前夜祭ではドライバーによるトークショーも行われる

 SUPER GT全9戦中の6戦目となるポッカ GTは、序盤戦でポイントを稼いだチームにとってはウエイトが累積されて苦戦を強いられ、マシンのセッティングが煮詰まったチームには逆転のチャンスとなるころ。ポッカ GTでの結果が、シリーズ優勝が決まる終盤戦を占う上でも重要な1戦となる。

(瀬戸 学)
2009年 6月 30日