トヨタ、ハイブリッド車の累計販売台数が200万台突破 2020年の早い時期にハイブリッド技術を全モデルに |
トヨタ自動車は9月4日、自社調べによるハイブリッド車の累計販売台数が200万台を突破したと発表した。
この販売台数記録は、1997年8月に国内販売された「コースターハイブリッドEV」から始まったもので、1997年12月の初代「プリウス」の発売により販売台数が大幅に増加。とくにここ数年加速度的に販売台数が増加しており、100万台を超えるのに約10年かかったのに対し、200万台を超えるのにかかった期間は約2年3カ月となる。
なお、トヨタが国内外で販売したハイブリッド車のCO2排出量は、車両サイズおよび動力性能が同等のガソリンエンジン車と比較して、約1100万tの抑制効果があったと試算している。
また、2010年代の早い時期にハイブリッド車の年間販売台数を100万台超とするとともに、2020年代の早い時期にハイブリッド技術を全モデルに展開すると言う。
ハイブリッド車の年間販売台数。加速度的に増加している。とくに2009年の国内販売は上半期で昨年1年間の販売台数を上回っており、5月発売の新型プリウスが大きく寄与した |
(編集部:谷川 潔)
2009年 9月 4日