レクサス、ハイブリッドSUV「RX450h」に2WDモデルを追加 車重が軽くなり、燃費向上 |
レクサス(トヨタ自動車)は、ハイブリッドSUV「RX450h」に2WD(FF)モデルを追加し、10月29日より発売する。価格は545万円~600万円。
レクサス「RX」は、1月19日に発表された「ハリアー」後継のSUV。3.5リッターのガソリンエンジンを搭載する「RX350」は同日発売されたが、3.5リッターのアトキンソンサイクルエンジンとTHS II(TOYOTA Hybrid System II)を搭載するハイブリッドモデル「RX450h」は4月に発売された。
RX450hではハイブリッドシステムで前輪を、50kWのモーターで後輪を駆動する4WDモデルのみがラインアップされていたが、10月29日からはリアのモーターを廃した2WD(FF)モデルが加わることになる。
ボディーサイズなどの変更はないものの、リアのモーター関連の機器がなくなったことにより、車重は2130kg(“version L・Air suspension”)/2090kgから2030kgへと軽量化。燃費も10・15モードで、18.8km/Lから19.4km/Lへと向上している。
また、今回の2WDモデル追加に伴い、 RX450h全車にブラックオパールマイカのボディー色を追加したほか、パワースイッチにLEXUSハイブリッドブルーを採用している。4WDモデルの価格に変更はない。なお、エコカー減税率は100%減税。
エンジン | トランスミッション | 駆動方式 | 価格 | |
RX450h | V型6気筒 3.5リッター+THS II | 電気式無段変速機 | 2WD (FF) | 545万円 |
RX450h“version S” | 555万円 | |||
RX450h“version L” | 600万円 |
(編集部:谷川 潔)
2009年 9月 25日