ソニックデザイン開発のオーディオシステム

　メルセデス・ベンツ日本は12月3日、クーペ「CLクラス」の特別仕様車「CL 550 Sound Suite」を発売した。価格は1950万円で、限定5台のみの販売。ステアリングは左右から選べる。

　CL 550 Sound Suiteは、ソニックデザインが開発した専用アンプ・サブウーファー・スピーカーを装備。純正オーディオのアナログ音声出力を高精度に取り出すソニックデザイン独自の新技術「SonoRevive（ソノリバイブ）」を搭載し、最良の音質を実現すると言う。着座位置やドアの開閉に応じて音量や音場、音質が最適になるよう自動調整を行うことも可能としている。

　特別仕様のデジタルプロセッサーアンプは、小型かつ軽量のものを採用。モノブロック構造のアルミダイキャスト製エンクロージュア一体型スピーカーモジュールや、リアトレイと一体化した超薄型設計のサブウーファーシステム「The Suite Super-Bass（ザ スウィート スーパーバス）」などを採用する。

　これらは車内の形状に合わせて設計されたため、車内やトランクルームの空間を損なわないものとしている。