ケンウッド、カスタムフィットスピーカー8種ほか、ブラケットやパワーアンプ
純正オーディオへのスマートな取り付けを提案

XSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-XS170」

2010年3月上旬~発売
5775円~4万2000円



 ケンウッドは、セパレートスピーカー「XSシリーズ」「SSシリーズ」、コアキシャルスピーカー「RSシリーズ」、チューンアップツィーター「KFC-ST100」、高音質インナーブラケット「SKXシリーズ」、パワーアンプ「KAC-8405」を3月上旬より順次発売する。価格は以下のとおり。

品名型名価格発売時期
XSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカーKFC-XS1703万7800円3月上旬
XSシリーズ 16cmカスタムフィット・スピーカーKFC-XS1603万6750円
SSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカーKFC-SS1702万7300円
SSシリーズ 16cmカスタムフィット・スピーカーKFC-SS1602万6250円
RSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカーKFC-RS1701万1340円
RSシリーズ 16cmカスタムフィット・スピーカーKFC-RS1601万500円
RSシリーズ 12cmカスタムフィット・スピーカーKFC-RS1209975円
RSシリーズ 10cmカスタムフィット・スピーカーKFC-RS1008820円
25mmチューンアップツィーターKFC-ST1001万500円
トヨタ・日産・スズキ車用スピーカーインナーブラケットSKX-100S5775円
ホンダ・日産・三菱・スズキ車用スピーカーインナーブラケットSKX-200S5775円
4chステレオパワーアンプKAC-84054万2000円5月中旬
SSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-SS170」

セパレートカスタムフィットスピーカー XSシリーズ、SSシリーズ
 ツィーター別体のカスタムフィットスピーカーであるXSシリーズとSSシリーズ。それぞれ16cmと17cmの2サイズをラインアップする。純正システムからのスマートな交換・取り付けに対応するため、小型設計のツィーターを採用し、さらにアングルマウント、サーフェースマウントに加え、トヨタ、ホンダ、三菱車の純正ツィーター位置に取り付けを可能にするブラケット構造を付属。2009年12月現在 20車種に対応し、表面に何も出ない、すっきりとした取り付けが可能だとしている。

 振動板には、音の細部まで細やかに再現する高剛性グラスファイバーを採用。高強度、高靭性に軽さまで兼ね備え、しっかりとした低音や高域の繊細な音を再現。ダンパーは従来のAFCダンパー形状を見直し、ダンパーにかかる応力を分散させることで、リニアリティの高い音を実現。XSシリーズでは、強力なネオジムマグネットの採用により、力強く、応答性の高い音を再現するとしている。

RSシリーズ 17cmカスタムフィット・スピーカー「KFC-RS170」

コアキシャルカスタムフィットスピーカー RSシリーズ
 ツィーター一体型のカスタムフィットスピーカー RSシリーズは、10cm、12cm、16cm、17cmの4サイズをラインアップ。ウーファー部中央に設けられたツィーター部は、ツィーターリングを回転させることで、ディフューザーで音の方向を変えることができる「リボルビング・ツィーターシステム」を採用する。

 振動板には、軽量性・強靭性に優れた素材パールマイカと、ベース素材のPP(ポリプロピレン)を混合した見た目にも美しいハイブリッド振動板「パールマイカ+ダイヤモンドアレイPP振動板」。振動板の表面には、独自開発の無限に続く自己相似形の音質を向上させるパターンを配置。クリアで歪感の少ない音を再現すると言う。

チューンアップツィーター
 小型設計のツィーターで、アングルマウント、サーフェースマウントに加え、純正位置への装着も可能。上下左右に角度調整が可能で、最適なリスニングエリアを確保できるとしている。

トヨタ・日産・スズキ車用スピーカーインナーブラケット「SKX-100S」

高音質スピーカーインナーブラケット
 スピーカー取り付け部周辺の剛性をアップさせることで、音質を向上するスピーカーインナーブラケット。ブラケット本体は剛性の高いアルミダイキャスト製とし、制振用NBRラバーを組み合わせる。トヨタ・日産・スズキ車用とホンダ・日産・三菱・スズキ車用の2種類をラインアップし、2009年12月現在で168車種へ対応する。

4chステレオパワーアンプ「KAC-8405」

4chステレオパワーアンプ
 最大出力720W(180W×4)の外部パワーアンプ。本体寸法は280×238×59mm(幅×奥行き×高さ)。スピーカーレベル入力を持つため、RCA出力を持たないメインユニットとも接続可能で、スピーカーレベル入力の信号に合わせて電源を入れる「シグナルセンシング・ターンオン機能」を搭載するので、パワーコントロール出力を持たない純正ヘッドユニットと繋いで使用することもできる。ブリッジ接続にも対応し、サブウーファーも強力に駆動可能。また、連続可変ローパスフィルターも装備する。

(瀬戸 学)
2010年 2月 18日