ケンウッド、ハイレゾ音源対応で「高剛性グラスファイバー振動板」採用のセパレートタイプスピーカー2モデル

「KFC-XS1703」

　ケンウッド（JVCケンウッド）は、カスタムフィット・スピーカーの新製品「KFC-XS1703」「KFC-XS1603」を6月上旬に発売する。価格は3万6000円～3万7000円（税別）。

　同社のカースピーカーにおけるフラグシップモデルとなる「XSシリーズ」の新製品であるこの2モデルは、17cmと16cmの2サイズを設定。ハイレゾ音源に対応し、2015年2月に発売したカーナビとして初めてハイレゾ音源対応となった“彩速ナビ”の「タイプZシリーズ」で再生したサウンドをより高音質で楽しめる製品となっている。

　それぞれにスピーカー中央部に設置されるイコライザー形状を最適化してスムーズな音の流れを実現。帯域バランスの最適化によって厚みのある中低域を再現する。ネオジウムマグネットを採用する磁気回路に新設計のマグネットカバーを設定し、不要な余韻を抑える高剛性アルミ素材を使った新設計の「アルミダイキャストウーファーフレーム」を採用。振動板には軽量さと高強度、高靭性を兼ね備える「高剛性グラスファイバー振動板」を使い、ハイレゾ音源を細部まで臨場感豊かに再現する。

　さらに付属する「25mmソフトドームツィーター」も新設計となり、磁気回路や振動板素材、吸音材、パンチング形状など細部に至って設計を見直し。ハイパスフィルターには電気損失が限りなくゼロに近いという「高音質フィルムコンデンサー」を採用している。

「KFC-XS1603」

「KFC-XS1703」「KFC-XS1603」の主な仕様