高速道路各社、ゴールデンウィーク中の交通状況
昨年と比べ、10km以上の渋滞はわずかに増加、30km以上は減少

2010年5月6日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)の高速道路各社は5月6日、ゴールデンウィーク中(4月28日~5月5日の8日間)の交通状況を発表した。

 発表によると高速道路の主な区間23カ所の1日平均交通量は、昨年のゴールデンウィーク(4月29日~5月6日)の5万5600台に対し5万6300台の101%。ETC休日特別割引(休日1000円)実施前の一昨年と比べると126%になる。

 渋滞回数は、10km以上の渋滞が402回から408回となり昨年対比101%とわずかながら増えたものの、30km以上の渋滞では58回から53回(対比91%)へと減少している。高速道路各社は4月6日に渋滞予測を発表していたが、10km以上の渋滞では予測値より減少、30km以上の渋滞では予測値より増加となった。

 渋滞長の長かった個所は、下り、上りそれぞれ下記のとおり。

順位上下線道路名渋滞日時(ピーク)渋滞個所渋滞延長渋滞要因
1下り東北道5月1日9時50分ごろ福島TN付近54.8km交通集中および事故
2下り関越道5月2日7時30分ごろ花園IC付近49.7km交通集中および事故
3下り東北道5月1日13時5分ごろ一関TN付近47.1km事故および交通集中
1上り中央道5月2日11時ごろ神坂PA付近53.4km事故および交通集中
2上り東名高速5月2日19時30分ごろ大和TN付近49.9km交通集中および事故
3上り東名阪5月3日19時40分ごろ四日市IC付近47.5km交通集中
3上り九州道5月4日14時10分ごろ八幡IC付近47.5km事故および交通集中

※IC(インターチェンジ)、PA(パーキングエリア)、TN(トンネル)

(編集部:谷川 潔)
2010年 5月 6日