高速道路各社、お盆時期の渋滞予測を発表
下りは8月12日~15日、上りは13日~16日に渋滞が多く発生

2010年7月16日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)、NEXCO中日本(中日本高速道路)、NEXCO西日本(西日本高速道路)、JB本四高速(本州四国連絡高速道路)は7月16日、お盆時期(8月5日~18日の14日間)の高速道路渋滞予測を発表した。

 発表によると、下りは8月12日~15日、上りは13日~16日にピーク時10km以上の渋滞が多く発生すると予測しており、上り、下りそれぞれの渋滞ベスト3は以下のとおり。

区分道路名渋滞ピーク日時渋滞区間ピーク時渋滞長通過時間
下り関越道8月13日7時ごろ所沢IC→花園IC45km1時間30分
東名高速8月7日10時ごろ富士IC→吉田IC40km1時間40分
中国道8月13日1時ごろ京都南IC→西宮山口JCT40km3時間20分
上り東北道8月14日18時ごろ
8月16日0時ごろ
白石IC→二本松IC40km1時間40分
東名阪道8月14日18時ごろ久居IC→四日市IC40km1時間40分
九州道8月15日19時ごろ植木IC→広川IC40km2時間

※IC=インターチェンジ、JCT=ジャンクション

 この渋滞予測は、高速道路料金地方部上限1000円のETC休日特別割引の影響として、昨年のお盆、年末年始、今年のゴールデンウィーク等の交通混雑期に確認された交通量の増加実績や渋滞状況を踏まえたものだと言い、お盆時期の渋滞回数では10km以上を50回増の596回、30km以上を10回減の46回と予測している。

 10km以上の渋滞が大幅に増えている原因としては、昨年同時期は駿河湾地震による東名通行止めの影響等で渋滞回数が減ったことにあるとしている。また、昨年と今年の違いとしては、高速道路の無料化社会実験期間中であるほか、ETC休日特別割引がお盆時期の平日に拡大適用されないことが挙げられる。

 高速道路各社では、特に激しい混雑を予測している期間に、上り坂等での速度低下注意喚起などの混雑対策を実施する予定。

 各地域の詳細な渋滞予測に関しては、関連URLを参照のこと。

(編集部:谷川 潔)
2010年 7月 16日