トヨタ、ハイブリッド車の国内累計販売台数が100万台突破
国内外での累計販売台数は268万台超

3代目プリウス

2010年8月5日発表



 トヨタ自動車は8月5日、同社が生産するハイブリッド車の国内での累計販売台数が100万台を突破したと発表した。海外では8モデルのハイブリッド乗用車を約80の国と地域で販売しており、国内・海外合わせた累計台数は268万台を越えたと言う。

 同社は、1997年8月に国内初のハイブリッド車「コースターハイブリッドEV」を発売して以降、量産ハイブリッド乗用車「プリウス」をはじめ、ミニバン、SUV、FRセダンなどにハイブリッドシステムを搭載してきた。2009年には3代目プリウスやレクサスブランドの「HS250h」、トヨタブランドの「SAI」などハイブリッド車のラインアップをさらに強化した。

 これにより、1997年に300台だった国内での累計販売台数は、2代目プリウスが登場した2003年に10万台を突破。エコカー減税(環境対応車普及促進税制)が始まった2009年にはその勢いを加速させて累計は74万8600台となり、2010年7月末に100万7400台を記録した。

 今後は2010年代の早い段階で年間100万台販売の達成を目指すとともに、2020年代の早い時期にハイブリッドシステムを全モデルに搭載することを目指すとしている。

(編集部:小林 隆)
2010年 8月 5日