NISMO（ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル）は、12月5日に「NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2010」を富士スピードウェイ（静岡県駿東郡小山町）で開催する。

　NISMO FESTIVAは、毎年レースシーズン終了後に行われるファン感謝際。コース上ではハコスカGT-R、ブルーバード、サニーといったヒストリックカーによるレースや全日本GT選手権（JGTC）、SUPER GT、FIA GT1参戦車両によるレースなど多数のイベントが行われるほか、スタンド、パドックでも体験コーナーや展示コーナーなどが設けられる。

　コース上で行われるイベントおよびスケジュールは次のとおり。

　メインイベントの1つである「GT-R＆Zオールスターバトル」には、11台の車両が参戦し、本山哲選手や松田次生選手ら現役ドライバーのほか、星野一義氏や長谷見昌弘氏、近藤真彦氏といった監督らもドライバーを務める。車両、ドライバーは次のとおり。

GT-R＆Zオールスターバトルには11台の車両が参戦。星野一義/一樹親子や柳田春人/真孝親子による共演も見どころ
FIA GT1世界選手権に参戦したGT-Rも出走する。ドライバーはブノワ・トレルイエ選手が務める	コース上ではレース以外にもグリッドウォーク、サーキットサファリ、サーキットタクシー、レーシングカー同乗走行といった体験イベントも用意されるが、チケットはすでに完売

　コース上以外にも多数のイベントを用意。スタンドエリアではSUPER GT参戦ドライバーが出品するチャリティオークション（13時20分～13時45分）が行われるほか、1998年のル・マン24時間レースで3位表彰台を獲得したNISSAN R390 GT1のコックピットに乗車体験できるコクピットライド、大森ファクトリースタッフによるエンジン分解デモンストレーション（9時30分～10時30分、13時30分～14時30分）などを実施。

　また、11月に発売された2011年モデルのGT-R（R35）を展示。オリジナルのインテリアを選べる「GT-R EGOIST（エゴイスト）」や、サーキット専用車「GT-R Club Track edition（クラブトラックエディション）」も出展し、標準グレードの「GT-R Pure edition（ピュアエディション）」とClub Track editionは乗り込むことも可能。

　そのほか、パドックエリアにはFIA GT1世界選手権用に開発したNISSAN GT-Rを筆頭に、歴代のレーシングカーが多数展示される。

　ここで紹介したイベントは一部のもので、そのほかにも多数用意される。NISMO FESTIVALのWebサイトにはイベントガイド（http://www.nismo.co.jp/event/festa2010/pc/download/index.html）が用意され、PDFファイルでスケジュールや場内マップなどをダウンロードできる。イベントの詳細を知りたい方はこちらを参考にするとよいだろう。

　ニスモフェスティバルの入場料は前売り券が2000円、当日券が2500円。中学生以下と65歳以上は無料となる。なお、グリッドウォーク、サーキットサファリ、サーキットタクシー、レーシングカー同乗走行のチケットは完売となっている。

大森ファクトリースタッフによるエンジン分解デモンストレーション	サーキット専用車のGT-R Club Track edition	自分好みのインテリアに仕立てられるGT-R EGOIST