トヨタ、「クラウンマジェスタ」を一部改良
カーナビやETCの機能を向上

ルーフ後方のアンテナがフィンタイプになった「クラウンマジェスタ」

2010年12月1日発売
612万円~792万円



 トヨタ自動車は12月1日、「クラウンマジェスタ」を一部改良して発売した。価格は612万円~792万円。

 今回の一部改良では、8型ワイド液晶のHDDカーナビに細街路案内機能を追加し、住宅地などの細い道でも目的地まで詳しく案内するようにした。また、ルーフアンテナの形状を従来の棒状のアンテナからフィンタイプに変更し、よりスタイリッシュなエクステリアとした。

 さらに、前席コンソールボックス内に、新たにポータブルオーディオプレーヤーが接続できるUSB端子を装備。iPodなどとの接続に対応し、カーナビの画面からの操作も可能となった。

 ETCでは、有効期限の近づいたETCカードを挿入した場合に、有効期限を音声案内する機能を追加。さらにオプションでETC機能が付いた「ITS(高度道路交通システム:Intelligent Transport Systems)スポット対応DSRC(狭域通信:Dedicated Short Range Communication)ユニット」の装備が可能で、受信した交通情報をカーナビと連動して画像や音声など知らせる機能を追加できる。

 なお、今回の一部改良に伴い、各グレードとも価格は2万円高の設定となった。

グレードエンジン変速機駆動方式乗車定員価格
AタイプV型8気筒DOHC 4.6リッター8 Super ECT(8速AT)2WD(FR)5名612万円
Aタイプ“Lパッケージ”687万円
Cタイプ697万円
Gタイプ742万円
Gタイプ“Fパッケージ”4名792万円
i-FourV8気筒DOHC 4.3リッター6 Super ECT(6速AT)4WD5名692万円

(正田拓也)
2010年 12月 1日