マツダ、「ロードスター」の累計生産90万台を達成。ギネス記録更新を申請
「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一

「マツダ ロードスター」90万台目ラインオフ車(ドイツ市場向け2.0L ソフトトップ車)

2011年2月4日発表



 マツダは2月4日、「ロードスター」(海外名:MX-5)の生産累計が90万台に達したと発表した。これに伴い、ギネスに「2人乗り小型オープンスポーツカー」の生産累計世界一の記録更新申請を行った。

 同社は、1989年4月に初代「ロードスター」の生産を開始。21年10カ月で、累計生産90万台を達成した。2000年5月には「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一(53万1890台)としてギネスに認定されており、70万台、80万台達成時にも記録更新してきた。

 現行ロードスターの開発主査を務める山本修弘氏は、「初代の登場以来、これまで2度のフルモデルチェンジ、そしてさまざまな商品改良を加えながら今日まで販売を続けることができたのは、世界中で『ロードスター』を支持してくださっているお客様のおかげです。初代から変わらぬ『ロードスター』のスピリットを引き継ぎながら、より多くのお客様に愛していただけるクルマになるよう、今後も努力を続けて参ります」とのコメントを寄せている。

 マツダは今年で創業91周年となるが、「より大きな節目となる100周年に向かって、ロードスターを今後もマツダブランドを象徴する車としてお客様とともに大切に育てていく所存です」と言う。

(編集部:谷川 潔)
2011年 2月 4日