トヨタ、G-BOOKの通行実績情報を活用した「通れた道マップ」 東日本大震災の被災地域での移動を支援 |
トヨタ自動車は3月17日、東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地域での移動支援を目的とした「通れた道マップ」を公開した。
G-BOOK搭載車両から収集した、通行実績情報(プローブ情報)を活用したもので、被災地域での通行可能な道路を確認することができる。
通れた道マップはGoogleEarthを利用しており、双方向の通行実績が10台以上の場合は青色、 一方向の通行実績が10台以上ある場合は緑色、 通行実績が1台以上10台未満の場合は黄色で表示される。通行データは、前日24時間の情報を毎日17時ごろに更新するとしている。
利用するにはパソコンにGoogleEarthをダウンロード後、リリースにある通行実績情報(KMZファイル)をダウンロードするが、情報は毎日更新されるため、その都度ダウンロードする必要がある。ファイル名には日付けが入るので、いつのデータか判断しやすい。
なお、通行実績がある道路でも、その後の状況変化や交通規制等によって通行できない場合があるため、事前に警察や国土交通省、各国道事務所、道路会社等の道路管理者が提供する情報を確認するよう呼びかけている。
(編集部:小林 隆)
2011年 3月 17日