ポルシェ、パナメーラの新フラッグシップモデル「パナメーラ ターボS」
新型タービン採用により50PS・50Nm向上

パナメーラ ターボS

2011年3月30日発表



V型8気筒 4.8リッターターボエンジンは、新採用となるチタニウム・アルミニウム合金製タービンホイールにより410kW(550PS)/750Nmを発生

 ポルシェ ジャパンは3月30日、4ドアサルーン「パナメーラ」のフラッグシップモデル「パナメーラ ターボS」を公開した。発売時期、価格は明らかになっていない。

 パナメーラ ターボSは、パナメーラ ターボと同じくV型8気筒 4.8リッターターボエンジンを搭載するが、新たにチタニウム・アルミニウム合金製タービンホイールを採用するとともに、タービンとコンプレッサーホイールの重量が軽減したことによって慣性力が減少し、エンジンレスポンスが向上した。これにより、パナメーラ ターボの最高出力を37kW(50PS)、最大トルクを50Nm上回る410kW(550PS)/750Nmを発生する。

 トランスミッションは7速デュアルクラッチAT「PDK」で、駆動方式は4WD。

 また、標準装備のスポーツクロノパッケージ・ターボでスポーツモード、スポーツ・プラスモードを選択するか、ノーマルモード時にキックダウンした際には、オーバーブースト機能によってさらに最大トルクが800Nmまで増幅する。

 その結果、0-100km/h加速はパナメーラ ターボより0.2秒速い3.8秒、80-120km/h加速は0.1秒速い2.6秒(ともにスポーツクロノパッケージ装着時)を実現。最高速も3km上回り306km/hとなった。

 一方で、EU基準のNEDC総合燃費は11.5L/100kmとしており、燃料消費量はパナメーラ ターボ同等に抑えられた。さらに、パナメーラ専用で用意されるミシュラン製タイヤ(19インチ)を装着することで、11.3L/100kmに減少する。

 装備面においては、パナメーラ ターボでオプション装備だったロール抑制システム「PDCC」(ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロールシステム)や、電子制御リアディファレンシャルとの組み合わせによってエンジントルクを左右のリアホイールに可変配分する「PTV Plus」(ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス)などを標準装備化し、一層優れたトラクション能力を発揮する。

 そのほか、エクステリアではリアのトレッドが拡大されるとともに、20インチ ターボII ホイールを採用。専用サイドスカート、ボディー同色の可変式2ピースリアスポイラーも装備する。

 インテリアはツートンカラーレザーインテリアを標準装備し、カラーリングは専用のブラック/クリームとなるが、今秋にはアゲートグレー/クリームの組み合わせも追加される予定。

(編集部:小林 隆)
2011年 3月 30日