GM、電動ソフトトップの「カマロ・コンバーチブル」 |
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレー・カマロ・コンバーチブル」を7月15日に発売する。価格は499万円。
ベースモデルのカマロは2010年に国内導入されており、待望のオープンモデルが加わることになる。エンジンは最高出力227kW(308PS)/6400rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/5200rpmを発生する直噴V型6気筒 3.6リッターエンジンを搭載。6速ATを介して後輪を駆動する。
20秒で開くと言う、電動ソフトトップ |
ボディーは、一般的なコンバーチブル・モデルの弊害であるスカットルシェイクを排除するために、ストラットタワーバー、トランスミッションサポート、ドライブシャフトトンネルブレースなどの補強を追加。このボディー強化を行ったことで、サスペンションセッティングはクーペと同一ものを採用する。また、Aピラーに内蔵されたハイドロフォーム製法によるチューブ、ウィンドースクリーンフレームの強化部材などによって振動や騒音の発生を抑えている。
ソフトトップは電動開閉式で、さらなる騒音を低減のために吸音材を内蔵。ウィンドーシールドフレーム中央に設けられた1カ所のラッチを外せば、スイッチを押すだけで自動的にサイドウィンドーが下がり、トップを格納できる。約20秒でオープン状態となるパワートップは、シボレー・コルベット・コンバーチブルと同様にZ字形に折りたたまれ、リアシート背後にピタリと収まると言い、信号待ちの間でも開閉操作を可能としている。
ボディーカラーは、シルバー アイス(メタリック)、ブラック、ビクトリー レッド、サミット ホワイトのほか、有償ペイント(6万3000円)でラリー イエロー、インフェルノ オレンジ(メタリック)をラインアップする。
このシボレー・カマロ・コンバーチブルには、3年または6万Kmの長期保証、24時間ロードサービスの「CHEVROLET ASSIST24」が付帯する。
主要諸元 | |
全長×全幅×全高[mm] | 4840×1915×1395 |
ホイールベース[mm] | 2855 |
前/後トレッド[mm] | 1620/1620 |
重量[kg] | 1840 |
エンジン | V型6気筒 DOHC 3.6リッター |
最高出力[kW(PS)/rpm] | 227(308)/6400 |
最大トルク[Nm(kgm)/rpm] | 370(37.7)/5200 |
トランスミッション | 6速AT(ステアリング・タップシフト付き) |
駆動方式 | 2WD(FR) |
燃料 | 無鉛レギュラー |
ステアリング | 左 |
前/後サスペンション | ストラット/マルチリンク |
前/後ブレーキ | ベンチレーテッドディスク |
前/後タイヤ | P245/45 R20 /P275/40 R20 |
(編集部:谷川 潔)
2011年 7月 14日