SUPER GTを運営するGTアソシエイション、フォーミュラ・ニッポンを運営するJRP（日本レースプロモーション）、富士スピードウェイの3者は、11月11日～13日の3日間「JAF Grand Prix SUPER GT& Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011」（以下、FUJI SPRINT CUP 2011）を開催することを発表した。

　FUJI SPRINT CUPは昨年初めて開催されたレースで、大会期間中にSUPER GTとフォーミュラ・ニッポンの国内2大モータースポーツを見ることができる。シリーズ戦と異なる特別戦に位置づけられ、日本のレースを統括するJAF（日本自動車連盟）からはGrand Prixの名称を冠されている。

　2度目の開催となる2011年は、「日本モータースポーツの活性化」「新たなモータースポーツイベントの提案」「モータースポーツファンへの感謝」とテーマとし、大会のキャッチコピーは““国内最速・最高峰2大レース、夢の競演！～モータースポーツ界に新たな伝説が生まれる”。

　東日本大震災復興支援大会と位置づけられ、大会関係者が一丸となって復興支援に取り組んでいくと言う。

　レーススケジュールは、下記のとおり。チケットの発売は9月中旬を予定しており、大人5500円、ペア券1万円（ともに中学生以下無料、要保護者同伴）。

■8月13日に開通前の新東名でデモラン実施
　大会前のプロモーションとして、静岡県御殿場市、裾野市、小山町で構成する「新東名高速道路ふれあい事業実行委員会」が、「むすぶ。つなぐ。新東名。」をテーマに新東名高速で実施する「東富士ハイウェイパーク」で、SUPER GTとフォーミュラ・ニッポンのレーシングマシンのデモランが予定されている。

　開通前の新東名高速の本線上の上り車線は「オートモービルエリア」、「メインエリア」、「エコ＆アートエリア」の3つのゾーンに分けて各種車両展示やイベントを実施。地元在住でル・マン24時間レース日本人初の優勝者である関谷正徳氏とレーシングカーデザイナー由良拓也氏のトークショーなども予定されている。また、下り車線では自衛隊や警察、消防車両などによるパレードを実施。レーシングマシンのデモランは、下り車線を使って行われる。

　イベントの詳細は、8月1日に御殿場市がWebサイトを開設予定となっており、詳細は8月1日以降御殿場市のWebサイト（http://www.city.gotemba.shizuoka.jp/）を確認のこと。