タイムズ24と京阪電気鉄道は、京阪電車沿線の時間貸駐車場「タイムズ」において、交通ICカード「PiTaPa（ピタパ）」「ICOCA（イコカ）」のどちらでも支払い可能なサービスを7月29日から導入する。また、京阪電車を両カードのいずれかで支払った場合、駐車料金を優待する「交通ICパーク＆ライドサービス」を同日開始する。

　PiTaPaは、スルッとKANSAIが発行するICカードで京阪地区の私鉄やJR西日本（西日本旅客鉄道）の近畿圏エリア、岡山・広島エリアで利用可能。一方ICOCAはJR西日本が発行するICカードで、PiTaPaエリアとの相互利用が可能なほか、Suica（スイカ）、TOICA（トイカ）、PASPY（パスピー）、SUGOCA（スゴカ）エリアとの相互利用が可能となっている。

　今回、PiTaPaとICOCAで決済が可能になる駐車場は「タイムズ桃山六地蔵住宅博」「タイムズ京阪六地蔵駅前」「タイムズ中之島第5」「タイムズ門真駅前第7」の4個所。両カードが使える時間貸し駐車場は日本初だと言う。

　この4個所の駐車場では、PiTaPaまたはICOCAを用いて京阪電車を利用し、その後同一カードで決済した際に鉄道の乗降履歴に応じてタイムズ駐車場の駐車料金を自動で優待する「交通ICパーク＆ライドサービス」も導入した。