スバル、ステラのターボモデル「カスタム RS」
エコカー減税に適合、2WD車は75%、4WD車は50%減税

ターボエンジンを搭載した「ステラカスタム RS」

2011年8月1日発売
149万円(2WD車)
161万1000円(4WD車)



ボディーカラーは全7色を設定(写真はシルキーマルーンクリスタル・メタリック)

 スバル(富士重工業)は8月1日、軽乗用車「ステラ」にターボエンジンを搭載した「ステラカスタム RS」を発売した。価格は2WD(FF)車が149万円、4WD車が161万1000円。ステラはダイハツ工業からのOEM製品。

 これまでステラ、ステラ カスタムともに自然吸気の直列3気筒 DOHC 0.66リッターエンジンのみの搭載だったが、新たにステラ カスタムに直列3気筒 DOHC 0.66リッターターボエンジンを搭載するカスタム RSグレードを追加した。

 自然吸気エンジンのスペックが最高出力38kW(52PS)/7200rpm、最大トルク60Nm(6.1kgm)/4000rpmなのに対し、最高出力47kW(64PS)/6400rpm、最大トルク92Nm(9.4kgm)/4000rpmを発生。トランスミッションはCVTを組み合わせる。

 10・15モード燃費は2WD車が22.5km/L、4WD車が21.5km/Lとしており、前者は平成22年度燃費基準+25%を、後者は平成22年度燃費基準+20%を達成するとともに平成17年排出ガス基準75%低減レベル(4つ星)も達成。エコカー減税によって自動車重量税と自動車取得税は2WD車が75%、4WD車が50%軽減される。

 装備面では、ローダウンサスペンション、大径フロントスタビライザー(2WD車はリアスタビライザーも装着)、フロント13インチベンチレーテッドディスクブレーキなどを採用して足まわりを強化するほか、15インチアルミホイール(タイヤサイズ:165/55 R15)、モモ製本革巻きステアリング、ブルーecoシグナルメーターを採用した専用ルミネセントメーターなど、スポーティさを強調するパーツを装着。

 さらにヘッドランプの点灯/消灯を自動的に行うオートライト機能や、フロアイルミネーション(運転席)も備わる。

 そのほか、VDC(横滑り防止装置)をオプション設定する。

 ボディーカラーは、新色となるシルキーマルーンクリスタル・メタリック、アーバンナイトブルークリスタル・メタリックのほか、ファインブルー・マイカメタリック、パール・ホワイトIII、ブライトシルバー・メタリック、ブラック・マイカメタリック、スパークリングオレンジクリスタル・メタリックの全7色を設定。

オートライト機能が備わる直列3気筒 DOHC 0.66リッターターボエンジンカスタムRSの専用装備としてフロントベンチレーテッドディスクブレーキを装備
ルミネセントメーターは、エコ運転をするとメーターがブルーに光る
運転席のフロアイルミネーションエコドライブモードのスイッチをONにすると、エコドライブ度を葉の形状の変化で知らせる「ecoリーフゲージ」などの点灯条件を厳密にするとともに、エアコンの制御も行うことで低燃費運転をサポートする
インストルメントパネルインテリア

(編集部:小林 隆)
2011年 8月 1日