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スバル、「ステラ」を改良し軽自動車初の衝突回避支援システム「スマートアシスト」搭載
クラストップのJC08モード燃費29.0km/Lも実現
(2012/12/20 14:00)
スバル(富士重工業)は、軽自動車「ステラ」を改良し、2013年1月5日に発売する。価格は108万500円~156万1500円。
車種 | グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 価格 | エコカー減税 |
---|---|---|---|---|---|---|
ステラ | L | 直列3気筒DOHC 0.66リッター | CVT | 2WD(FF) | 1,080,500円 | 免税(100%減税) |
4WD | 1,201,500円 | |||||
Lスマートアシスト | 2WD(FF) | 1,119,500円 | ||||
4WD | 1,240,500円 | |||||
L Limited | 2WD(FF) | 1,189,500円 | ||||
4WD | 1,310,500円 | |||||
L Limitedスマートアシスト | 2WD(FF) | 1,239,500円 | ||||
4WD | 1,360,500円 | |||||
ステラ カスタム | R | 2WD(FF) | 1,310,500円 | |||
4WD | 1,431,500円 | |||||
Rスマートアシスト | 2WD(FF) | 1,360,500円 | ||||
4WD | 1,481,500円 | |||||
RS | 直列3気筒DOHC 0.66リッターターボ | 2WD(FF) | 1,440,500円 | |||
4WD | 1,561,500円 | 75% |
今回の改良では、軽自動車初という衝突回避支援システム「スマートアシスト」搭載グレードをラインアップ。スマートアシストは、短距離レーザーレーダーを使い、前方の車両に対する追突事故防止を目的としたシステムで、約4km/h~30km/h以下の低速域において、先行車との衝突が予測される場合、警報と緊急ブレーキにより衝突と被害低減を実現。車両以外の2輪車や歩行者に対しては、警報によりドライバーに注意喚起を行う。
また、前方に障害物を検知している状態でのペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制する「誤発進抑制制御機能」、先行車の発進を知らせる「先行車発進お知らせ機能」などを持つ。ステラは、ダイハツ工業よりOEM供給を受ける製品で、ダイハツ「ムーヴ」もスマートアシストを搭載する製品として同日発表されている。
減速時からエンジンを自動停止し低燃費化を図る「停車前アイドリングストップ機能」のエンジン停止速度を、自然吸気エンジン搭載車では約9km/h以下、ターボエンジン搭載車では約7km/h以下とすることなどにより、自然吸気エンジンの2WD車では、クラストップの低燃費となるJC08モード燃費29.0km/Lを実現。ターボエンジンの4WD車以外を、エコカー減税の免税(100%減税)対象車とした。
走行性能においては、自然吸気エンジン搭載車で前後サスペンションをローダウン化。2WD車においては、リアサスペンションビームの剛性アップやリアスタビライザーを採用して、操縦安定性を高めている。